オッドアイの女１【名探偵コナン】

密室にいるコナン５ ページ30

警察を呼んで、静岡県警の人が部屋を確かめるのに下で待機してて、毛利さんとバーボンが話すと言うので私も次いでについてきた


小五郎「何ィ!?密室殺人だと!?遺体が扉をふさぐように倒れてたのに何で殺人になんだよ!?」


横溝「え？あ、でも……部屋の中にいたコナン君が……大きな音がしたすぐ後に遺体や花瓶に触ったけど、どちらの血も乾いてたと……」


小五郎「音のすぐ後がどうかわかりゃしねぇぞ？このボウズ、脳震盪でぼーっとしてたし……それにその音、本当に花瓶が落ちた音かわかりゃしねぇし……だいたい密室を作るような知能犯がそんなすぐにバレる犯行をするわけが……」


毛利さんがそう言うと、バーボンが犯人にとって大きな計算外が二つという

まぁ、それは私もわかるけど……


安室「紫苑さんなら、それくらい検討ついてますよね？」


『え？えぇ……一つ目はコナン君が部屋の中で毛布に包まって寝ていた事と……もう一つは、鍵の掛けられたその部屋の扉を安室さんが開けてしまった事……この二つがなければなかなか部屋から出てこない石栗さんを、隣の部屋のベランダを伝って窓越しに発見し……呼んだ警察が窓を破り部屋の中に入る頃には、血が乾いてたとしても不自然ではない』


安室「たとえ発見した直後に誰かが窓を破って入ったとしても……注目されるのは血の乾き具合よりも石栗さんの生死のみ……後で来る警察には頭から血を流して扉の前に倒れていたと伝えるだけでしょうから……」


バーボンが「お手柄だねコナン君！」と続けてコナン君に話した

コナン君は「う、うん！」と返事をした


横溝「誰ですか彼らは？」


小五郎「安室さんの方は俺の一番弟子の探偵だよ。高校生の方は高校生探偵でもやってんじゃねぇか？」


横溝「い、一番弟子に高校生探偵？」


いや、私は高校生探偵なんてやってるつもりはないんですが……

バーボンは哀ちゃんに近づくために一番弟子になったんだろう……


安室「とにかく……元々この別荘に来ていた三人に話を聞かれてはどうですか？」


『殺人の動機がありそうなのはこの方達だけでしょうから……』

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