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プロローグ ページ1
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だれにでも優しくて、なんでも出来て、みんなに愛される。
そんなやつがいるのならば、きっとそいつには裏がある。
だって、そんな完璧な人間など、存在しないはずだから。
人は産まれた瞬間から、多かれ少なかれ欠落した部分と秀でた部分の二面を持っている。
『彼女』にとってそれは、皮肉にも表裏一体となる、[ペルソナを被る]という、一つのものだった。
良く言えば心の内を隠すのに長けた分け隔てない人間。
____悪く言えばパーソナルスペースに足を踏み入れさせることを許さない人間。
彼女を愛する人たちは、ずっと虚像を見続けていて、思い込んでいた実像は、心の奥に隠されているのだ。
本当の彼女はもう誰にも分からない。
彼女は、_____
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作者名:煽田 -アオタ- | 作成日時:2022年6月19日 21時