第31Ｑ：強敵と味方 ページ3
『ﾌﾜｧｧ。ねみぃ』
藤宮「バカ野郎。開会式でウトウトするエースがどこにいる。」
牧田「ｱﾋｬﾋｬ。ありがたーいお話しの中お前はこっくりこっくりだったもんな。」
藤宮「全く、笑い事じゃないぞ。チームのエースとしてお前は…」
___ﾋﾟｺﾝ
藤宮「おい、橙野。どこへいく。話はまだ」
Aは、藤宮に携帯の画面をみせれば
藤宮は黙り込む。
『すぐ戻ってきますから』
藤宮「…」
その背中を不思議そうにチームメイトは見つめる。
瀬沼「なんだったんです。」
藤宮「…」
瀬沼「まぁ、90%の確率で分かりますけど」
藤宮「…キセキの世代 だとよ。」
ぐっと拳を握りしめた牧田。
彼にはまだ キセキの世代には 苦い思い出が残っている。
牧田「絶対…勝つ」
藤宮は、牧田の背中をぽんと叩く。
藤宮「当然だ。
それに、俺達には
��7つ目のキセキ�瓩�いる。
憎たらしいやつだが、
あいつは俺らを何度も勝利へと導いてくれた。 」
レギュラーのメンバーは、コクリと頷き
過去の試合を思い返すと同時に
このウィンターカップに思いを馳せていた
藤宮「さ、橙野にはあとで2倍やらせるとして、アップをするか。」
「うっす！！！！」
『ﾊｸｼｭﾝ…寒いな。』
会場の外へと向かった橙野は、
自分の話をされてるとはつゆ知らず
止まらないくしゃみをしていた。
黄瀬「あー！橙野っち！！遅いっすよー。」
『近寄るな。』
黄瀬「ひどいっすー」
『久しぶりだな、敦』
紫原「あ、橙ちん。お菓子食べるー？」
黄瀬「さっき、俺にはくれなかったじゃないっスか！」
『あぁ、小腹がすいてたから助かる。』
黄瀬「スルーすか！？」
緑間「黄瀬、うるさいのだよ。」
黄瀬「なーんで、俺なんすか〜」
青峰「はっ、相変わらずだな。Aは」
『お前らも相変わらずで安心したよ』
高校生になり、バラバラな道をすすんだとはいえ、
彼らは彼らで あの日のままだった
ただ、強さを除いては。
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漣(プロフ) - SEIさん» いえいえ！こちらこそ、素晴らしい作品をありがとうございました！ (2022年2月19日 3時) (
レス) id: 8541a4cbcd (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - 漣さん» 長編の一気読み！！最後まで愛読していただき、ありがとうございます！楽しんでいただけたなら光栄です！ (2022年2月19日 2時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
漣(プロフ) - 今読み終わったのですが、一気読みしました！すごく楽しい、そして素敵な作品でした。ありがとうございました！ (2022年2月19日 1時) (レス) @page50 id: 8541a4cbcd (このIDを非表示/違反報告)
RiR - とっても素敵なお話をありがとうございました！！ (2020年3月7日 13時) (レス) id: 6882897af8 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - EMIKOさん» いえいえ！設定のとこにアバウトに書き込んできますね (2020年2月19日 23時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無瀬。 | 作成日時：2019年12月3日 14時
