第32Q:キセキの再会 ページ4
少しして、彼らの視界に別の人物が写った
青峰「やっと来たか、テツ 」
紫原「そーいや、さっちん来てないねー」
青峰「さつきは関係ねぇからだろ。」
『桃井ちゃんにも、会いたかったけどな、俺は。』
黄瀬「つーか緑間っち何でハサミとか持ってんスか!?」
緑間「ラッキーアイテムに決まっているだろう。」
黄瀬「いや、とりあえず危ないから剥き出しで持ち歩くのやめて欲しいっス!」
黒子「お待たせしました。」
賑やかな彼らの元に合流した、黒子。
_ピコンッ
青峰「ケータイうるせーな黄瀬、赤司か?」
黄瀬「これは…!!
ファンの子たちから応援メールっス!!」
青峰「死ね。」
『うぜぇー。』
黄瀬「ひどっ!!」
手に持ったお菓子の袋をにらんでる紫原。
紫原「ミドチン、そのハサミ貸してよ。」
緑間「断るのだよ。」
紫原「えー?黒ちん持ってる?」
黒子「持ってないです。」
『俺が開けてやるよ。貸してみろ』
緑間「お前は、紫原に甘すぎるのだよ」
普通の会話が繰り広げられている。
しかし、どこか空気が重い会話だ。
黄瀬「つーか、呼び出した本人が1番ラストってどうなんスか!?」
緑間「いちいち目くじら立てるな、アイツはそう言う奴なのだよ。」
青峰「…ったく。」
『…』
橙野としては、【あの夏】以来 はじめての
赤司との再会になる。
それは、大きな緊張を彼にもたらした。
「すまない、待たせたね。」
背後から聞こえた声に全員が振り返り
階段の頂上を見上げる。
黒子「赤司君…!」
『赤司…』
太陽の光でよく顔は見えないが
その声と容姿は
赤司 征十郎 に間違えはなかった。
266人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
漣(プロフ) - SEIさん» いえいえ!こちらこそ、素晴らしい作品をありがとうございました! (2022年2月19日 3時) (レス) id: 8541a4cbcd (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - 漣さん» 長編の一気読み!!最後まで愛読していただき、ありがとうございます!楽しんでいただけたなら光栄です! (2022年2月19日 2時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
漣(プロフ) - 今読み終わったのですが、一気読みしました!すごく楽しい、そして素敵な作品でした。ありがとうございました! (2022年2月19日 1時) (レス) @page50 id: 8541a4cbcd (このIDを非表示/違反報告)
RiR - とっても素敵なお話をありがとうございました!! (2020年3月7日 13時) (レス) id: 6882897af8 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - EMIKOさん» いえいえ!設定のとこにアバウトに書き込んできますね (2020年2月19日 23時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:水無瀬。 | 作成日時:2019年12月3日 14時