消えた少女は【完結】

20.過去 ページ21

すごいね…10年経ったっこともう受け入れたよ…

五条も夏油もあの時よりでけぇ

私の胸はでかくなんねぇのによ


『え、夏油人殺そうとしてたん…』

「そうそうw俺ら思っきり自分が自 殺するのかと思ってさ」

「やめてくれ…もう何年前の話なんだよ…」

「多分前から悩んでてAが消えてそれが引き金になったらしくて」

『いやそんなん笑うやんw夏油私の事大好きかよ』

「好きだよ？」

『うっわｧ…法律OUTじゃん』

「久々に乗ってあげたら調子乗るんだから」



…2人はなんかしみじみと懐かしい的な感じで話してるんだけど私だけ全く話についていけねぇ
なんかやだなぁ…でもふたりが楽しいならええや

なんで気づいたら10年後なんだよ…どこのラノベなんだよ



『待ってストップ何その拳落ち着け？…ｲｯ…お前！！こんな女の子の頭グーパンするか普通！！』


「まぁ。悟も、硝子も、Aのこともみんな好きだよ」



『「うっわｧ…」』

「2人とも？」

「逃げるぞA！」

『おっしゃ！！』


こういう時は誰かと手を組んでた方が勝てるじゃん？
ほら2対1なら何とかなるじゃん

大丈夫私はピチピチの高二
相手は三十路勝てるだろ


「逃がさないよ？」



後ろからすごい殺気感じるよ
…いつも通り笑顔でなんでそんなボンタンで走れるんだよ！！

私だったら絶対裾に引っかかるわ！！


「A、硝子んとこ行こうか」

『お！硝子もどんな美女に成長してるか気になるなぁ…』


「後ろ見て」


『鬼がいる』

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