消えた少女は【完結】

14.誰だ ページ16

「あの、先生、高専の制服着た人が2人の生徒の避難をしてくれたんですが…」

隣を歩くのは宿儺の指を飲み込んだ虎杖悠仁を抱える五条先生

担任なんだけど…先生向いてないって言うか…精神年齢低いっていうか

まだ副担任の夏油先生の方が頼りがいがある

なんで担任が五条先生になったんだろう


それとさっきの女の子あの後話そうとかいいながら戦闘後に勝手に去ってった





「へ〜でもこの辺他の任務の子いないよ？」

「本人は東京校2年って言ってたんですけど…俺らが見た事ない2年生っています？」

「いや〜名前、聞いた？」


なんて言ってたっけ…あぁ。そうだ

「たしか一級の瀬良Aって…」

「は？」

「はい？」





「冗談はキッついよ〜Aはもう結構昔に故人になったんだよ」






一瞬、一瞬だけ周りの空気が固まった…ような気がした



「…え？でも制服ロングスカートで…スリッド入ってる感じでしょ？」


「まぁそうだけど…で、どこ行った？Aは」

「いや、その前にどういう関係なんですか」

「同期」

「いや、は？」

「同期だよ。僕と傑と硝子のね」




初めて聞いた。
ずっと前から先生の代は3人だと思っていた。

本当は4人だった…？

でも3人ともそんな話しなかった。してる所を見た事もなかった


「でもその人高専に戻るっていうか言っていたからもしかしたらもう新幹線乗ってるんじゃないですか？」


「10年も行方不明だったから生きてるはずないんだけど…」

「…取り敢えず戻って見ましょう。俺も気になります」

15.進化→←13.リンゴ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す