4話 ページ6
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授業の後半は眠気との戦いだ 。
スースー …
隣から宏光の寝息が聞こえる
机をくっ付けてからすぐに
宏光は寝てしまった 。
寝顔可愛いな…なんて思ったり
ふわふわの髪の毛からは
シャンプーの香りが漂って来る
A「男の子の癖に可愛すぎだし…//」
宏光は運動神経もよく
顔立ちも整っているため
女子に結構モテる。
なのに告白は全部断ってるって
言ってたっけ。
好きな人でも居るのかな?
宏光「んんぅ…、ふわぁああ… 」
あ、起きた 。大きい欠伸をして ←
先生の顔が宏光に向けられる 。
顔色が…あぁ、曇ってる…
先生「…北山ぁああっ、!授業中に欠伸禁止っていつも言ってるだろ!」
宏光「んえ?すみませーん 。」
寝ぼけている宏光は空返事 。
キーンコーンカンコーン
ここでタイミングよくチャイムが鳴る
「起立、気をつけ、礼 〜!」
やっと終わった ぁ…!
宏光「なぁ、A?教科書見せてくれて有難う」
A「ううん、どういたしましてっ」
宏光はそう言うと机を離す
席は隣なのに
距離はすごく離れている気がした 。
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作者名:想遥 +* | 作成日時:2014年1月5日 19時