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06. ページ7
Aside
そして日本代表を決める選考試合の日。
私が、到着するころには後半戦が始っていた。
周りを見れば観客が大勢きていた。
その時、後ろから声をかけられる。
響木「来たか。」
A「響木さん。
遅れてすみません。」
響木「いや、良いんだ。
先にお前に紹介しておこうと思ってな。」
そう言い響木の後ろには、この間の女の子と男性がいた。
響木「この人は日本代表の新しい監督になる、久遠道也監督だ。」
久遠「久遠道也だ。
よろしく頼む。」
A「こちらこそ。」
久遠とAは握手を交わした。
その手はどこか冷たく感じた。
久遠「こっちは私の娘、久遠冬花だ。」
冬花「よろしくお願いします、猫羽さん。」
A「Aでいいよ。
よろしくね。」
久遠「君の事はよく知っている。
１００年に一人の天才だと。」
A「私も貴方の事は存じ上げていますよ久遠監督。
貴方の率いていたサッカーチームのプレー、良く見てましたので。」
久遠「そうか……」
A「ま、これからよろしくお願いしますよ？
監督。
私は、貴方の指示通り動くだけですから。
それと、私にも仕事があるので。」
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作者名：AYANE | 作成日時：2024年4月3日 15時
