【episode 1 *】7 . ページ14
.
ふと 、私は嘉音君を見つけた
貴 ｢ ... ！( あ ... 嘉音君だ ... お仕事中だから話しかけない方がいいかな ... )｣
朱 ｢ あれ！嘉音君じゃんか！お〜い！｣
貴 ｢ あ 、朱志香ちゃ ───
ドザ！ドササ ... ！
嘉音がびっくりして荷物を落とした
戦 ｢ おいおい 、平気か ? ｣
朱 ｢ ご ... ごめん 。私が急に声かけたから ...！｣
貴 ｢ ... 嘉音君 ...っ 大丈夫 っ ? ｣
嘉 ｢ ... ！｣
嘉音君は私と少しの間目が合った後 、すぐに目を逸らし 、落とした荷物を拾い始めた
嘉 ｢ ..... お見苦しいところをお見せしました ... すぐに ... 片付けます ... う ... ｣
その荷物は嘉音君には少し重いようだった
戦 ｢ 大丈夫かよ ? 手伝うぜ ｣
貴 ｢ ... 私も っ ... 手伝うよ！｣
嘉 ｢ ...！あ ...！結構です 。全て僕がやりますので ... ｣
戦 ｢ 気にすんなぁ！こう見えても鍛え方が違うぜ！これぞ俺の見せ場さぁ！｣
戦人は軽々と荷物を持ち上げた
朱 ｢ 戦人 、彼は使用人の嘉音君 。うちに勤めて3年になるんだぜ ｣
戦 ｢ そっか！俺は戦人！よろしくな ｣
嘉 ｢ ... はじめまして ... 使用人の嘉音です ... ｣
戦 ｢ 年近そうだな！気さくに呼び捨てにしてくれよ 。｣
嘉 ｢ ... お気持ちだけで結構です 。戦人様 。僕達は ... 家具 ... ですから ────
.
【episode 1 *】8 .→←【episode 1 *】6 .
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒猫苺 | 作成日時：2016年5月15日 15時
