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目を開けると、宗介が私のことを見ていた。
宗介、もしかして心配してくれたのかな…
『…宗介…?』
思わず泣きそうになる。
すると宗介はバツの悪そうな顔をする。
どうしよう、取り敢えず謝らないと…!
『あ、あの…』
「A、俺達別れようぜ」
えっ…?
今…なん、て…?
『…な、え……どうして…』
「じゃあ」
そう言って宗介は保健室を出ていく。
『ま、待って…!』
慌てて起き上がろうとしたけど、頭痛と目眩で上手く立てない。
結局立ちくらみで座り込んでしまい、宗介を追いかけられなかった。
やっぱり、嫌われちゃったんだ…
涙が溢れて止まらない。
せめて、ちゃんと謝りたかった。
許してもらえなくてもいいから、ごめんって一言…
『宗介…っ』
もう、そばに居るのも許されないのか…
悲しくて涙が止まらなかった。
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ねこやま - こんな宗介との夢小説を待ってました・・・!!とっても素敵でした!デレ宗介が私的にドストライクです(*^▽^*) (2017年9月10日 2時) (レス) id: 235df810dc (このIDを非表示/違反報告)
しおすけ - 続きがどうなるのか気になります・・・! これからも頑張って下さい! (2017年8月15日 1時) (レス) id: e43c8046ad (このIDを非表示/違反報告)
バンド野郎(プロフ) - 宗介推しにはたまらないです!面白いです!これからも頑張って下さい! (2017年8月7日 13時) (レス) id: a229efa11b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うみ | 作成日時:2017年8月7日 5時