96話【青峰side】 ページ8
桃井「最近あそこ…オバケが出るらしいよ」
青峰「…は?」
さつきの言うことに少し呆れつつ、バスケを床についた
青峰「何言ってんださつきお前」
桃井「ホントなんだってば!三軍の体育館は練習後人が居ないのにボールの音とか聞こえるんだって…」
青峰「アホくさ!んなことあるわけねーだろ!」
桃井「ちょっ…大ちゃ…青峰君!」
さつきの声を無視して第三体育館へ足を向けた
今日が、俺にとっての影に出会う日だと知らずに
青峰「うわぁー!!」
さつきの言ってたことが本当だったとは…!
まさか本当に幽霊なんて居たとは…!
黒子「あの…どちらさまですか?
…あ、青…峰君?」
そういった奴が、幽霊なんかじゃなく、人間だと気付いたのはそれからすぐだった
青峰「…へー。そんで毎日昇格目指して居残り練習か。すげーな。そこまでやってんのは一軍でもなかなかいねーよ」
しっかりと黒子の話を聞いて、ずいぶんと感心した
まさか、そんな奴が居るなんて
俺は、ひとりで凄い凄いと頷いた
貴方「おい。テツヤ。お前ちゃんと、練習して…大輝じゃないか」
そういって顔を出したのは、最近練習の後すぐに体育館を飛び出すAだった
青峰「おー。Aじゃねぇか」
貴方「おお。なんで第三体育館に居るんだ?あ、なあテツヤ。さっき誰が叫んだんだ?」
黒子「叫んでたのは青峰君です」
貴方「(また気付いてもらえなかったのか)」
青峰「よっし決めた!!」
「「…え?」」
青峰「これから毎日ここで一緒に練習する!そんでいつか一緒にコートに立とうぜ!」
純粋に、この俺以上のバスケ馬鹿と一緒にコートに立ちたくなった
ただそれだけだ
黒子「…いいんですか?」
青峰「バーカ良いも悪いもあるかよ!言ったろ。バスケ好きな奴に悪い奴はいねーって!」
そう言って、拳を突き出す俺に向かって、少し笑った黒子は、拳をあわせた
そして、その日から特訓が始まった
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ワンころ(プロフ) - ありがとうございます!(*^^*) (2019年7月27日 11時) (レス) id: 45c33b87fc (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - どのパートも、パスワードは0819で登録してあります! (2019年7月27日 8時) (レス) id: d046d22719 (このIDを非表示/違反報告)
ワンころ(プロフ) - すいません!Part4のパスワードを教えてください!! (2019年7月27日 2時) (レス) id: 45c33b87fc (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - リア充、悪女、ぶりっ子、うざい奴撲滅委員会さん» 夢主ちゃんは、東方のことを軽くしか知らない…という設定にしようかな。と思い、ルーミアの見た目を見て、今吉さんロリコンかよwwwwワロスワロスwwと考えました(真顔)その後、今吉さんにルーミアの説明を受けたあと、東方にハマりました純粋な子ですね! (2017年9月10日 10時) (レス) id: d44032c5c0 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - リア充、悪女、ぶりっ子、うざい奴撲滅委員会さん» 私的に一番好きなのはやっぱフランちゃんですかねwあの無邪気さの中にある寂しがりやな部分。そしてお姉様想い!!無知で色んな事を知りたがるところが本当に可愛い!…と、根っからのフランちゃん好きです( ^ω^) (2017年9月10日 10時) (レス) id: d44032c5c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:46猫 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年8月30日 21時