検索窓
今日:11 hit、昨日:3 hit、合計:202,817 hit

96話【青峰side】 ページ8

桃井「最近あそこ…オバケが出るらしいよ」

青峰「…は?」

さつきの言うことに少し呆れつつ、バスケを床についた

青峰「何言ってんださつきお前」

桃井「ホントなんだってば!三軍の体育館は練習後人が居ないのにボールの音とか聞こえるんだって…」

青峰「アホくさ!んなことあるわけねーだろ!」

桃井「ちょっ…大ちゃ…青峰君!」


さつきの声を無視して第三体育館へ足を向けた

今日が、俺にとっての影に出会う日だと知らずに






青峰「うわぁー!!」

さつきの言ってたことが本当だったとは…!
まさか本当に幽霊なんて居たとは…!

黒子「あの…どちらさまですか?



…あ、青…峰君?」


そういった奴が、幽霊なんかじゃなく、人間だと気付いたのはそれからすぐだった



青峰「…へー。そんで毎日昇格目指して居残り練習か。すげーな。そこまでやってんのは一軍でもなかなかいねーよ」

しっかりと黒子の話を聞いて、ずいぶんと感心した

まさか、そんな奴が居るなんて

俺は、ひとりで凄い凄いと頷いた


貴方「おい。テツヤ。お前ちゃんと、練習して…大輝じゃないか」

そういって顔を出したのは、最近練習の後すぐに体育館を飛び出すAだった

青峰「おー。Aじゃねぇか」

貴方「おお。なんで第三体育館に居るんだ?あ、なあテツヤ。さっき誰が叫んだんだ?」

黒子「叫んでたのは青峰君です」

貴方「(また気付いてもらえなかったのか)」

青峰「よっし決めた!!」

「「…え?」」

青峰「これから毎日ここで一緒に練習する!そんでいつか一緒にコートに立とうぜ!」


純粋に、この俺以上のバスケ馬鹿と一緒にコートに立ちたくなった

ただそれだけだ


黒子「…いいんですか?」

青峰「バーカ良いも悪いもあるかよ!言ったろ。バスケ好きな奴に悪い奴はいねーって!」

そう言って、拳を突き出す俺に向かって、少し笑った黒子は、拳をあわせた

そして、その日から特訓が始まった

97話→←95話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
140人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ワンころ(プロフ) - ありがとうございます!(*^^*) (2019年7月27日 11時) (レス) id: 45c33b87fc (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - どのパートも、パスワードは0819で登録してあります! (2019年7月27日 8時) (レス) id: d046d22719 (このIDを非表示/違反報告)
ワンころ(プロフ) - すいません!Part4のパスワードを教えてください!! (2019年7月27日 2時) (レス) id: 45c33b87fc (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - リア充、悪女、ぶりっ子、うざい奴撲滅委員会さん» 夢主ちゃんは、東方のことを軽くしか知らない…という設定にしようかな。と思い、ルーミアの見た目を見て、今吉さんロリコンかよwwwwワロスワロスwwと考えました(真顔)その後、今吉さんにルーミアの説明を受けたあと、東方にハマりました純粋な子ですね! (2017年9月10日 10時) (レス) id: d44032c5c0 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - リア充、悪女、ぶりっ子、うざい奴撲滅委員会さん» 私的に一番好きなのはやっぱフランちゃんですかねwあの無邪気さの中にある寂しがりやな部分。そしてお姉様想い!!無知で色んな事を知りたがるところが本当に可愛い!…と、根っからのフランちゃん好きです( ^ω^) (2017年9月10日 10時) (レス) id: d44032c5c0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:46猫 | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年8月30日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。