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Dreizehn ページ15

「これは…なにごとですか」

ユウ「あ、Aざん゛!!!!」

グリム「オマエが悪いんだゾ!!!」

エース「うるさい!」

「あの…」

クロウリー「ああ、Aさん。放課後、大食堂に集合してください
いいですね!」

「あ、うす…」

チリトリと、ゴミ袋を片手に持って戻ってきてみれば、先ほどまで綺麗に磨かれていた『ハートの女王』の石像が黒焦げになっていた

その付近で喧嘩してるグリムさんとエースさん

あ、クロウリーさんに拳骨もらった

涙目のユウさんに近付いて事情を聞くと、「煽ったエースくんに乗ったグリムくんが火を出して突風で黒焦げになったから放課後窓拭き100枚分」らしい
……あ?(怒)


ユウ「ごめんね〜!!!グリムくんを止めなかったから…」

「い、いえ…自分も目を逸らしましたし…」

グリム「ふな゛〜…A〜!」

「あ、毛並み崩れちゃいましたね…朝梳かしたのに…」

飛び込んできたグリムさんの、崩れた部分を手で直す

視線をエースさんがいる場所に移すと、イラついた様子で眉を潜めていた

コワッ…









グリム「1日中掃除してもうクタクタなんだゾ〜…
それなのに、これから窓拭き100枚だなんて…」

ユウ「自業自得でしょ!もう!」

「まあまあ、4人でやったら…エースさん来ませんね」

つい10分前くらいに最後の授業の終わりのチャイムが鳴っていた

いまだに現れないエースさん。これは、まさか

「(逃げたな!(確信))」

グリム「まさかアイツ、逃げたんじゃないだろーな!」

ユウ「ありうる…探し行こう!!」

「なら自分は掃除道具を探してきますね」

ユウ「ありがとう!お願い!
待ってグリムくん!!」

グリム「遅いんだゾ〜!!」

「おねがいします〜」と、2人に手を緩く振って見送っていく

チリトリと同じ場所にあるかな。と、私も大食堂を後にした

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あかさ(プロフ) - ミノリさん» レスが遅くなって申し訳ありません。ミノリさんが以前読んだ作品が私の作品であるかどうかはわかりませんが、もし気になるようであれば作品は削除させていただきますね (2022年8月20日 22時) (レス) id: a8ca0ef3c8 (このIDを非表示/違反報告)
ミノリ(プロフ) - これにすごく似た作品を前に見ました、、。あの作品と作者様は一緒の方ですかね?読んでいてすごく似ていたので気になりました。 (2022年5月7日 5時) (レス) @page31 id: 77ef49e83d (このIDを非表示/違反報告)
あかさ(プロフ) - オムライスさん» ありがとうございます!!まだ始めたばかりで全然口調も掴めてないですが、良かったら暫くお付き合いお願いします!笑 (2020年4月30日 0時) (レス) id: 3aa8cf6921 (このIDを非表示/違反報告)
オムライス(プロフ) - とても面白くて読み始めてから最後までずっと笑いっぱなしでした笑続き楽しみにしてます!!更新頑張ってください! (2020年4月29日 23時) (レス) id: 8c1b28c023 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:46猫 | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年4月25日 18時

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