ヒントGAME1 (1) ページ13
ガシャン
なぜか私の目の前に広がる景色が上にあがっていく。
なんで?
その答えはすぐに出た。
__私が下に落ちているからだ
「キャア!!」
短い悲鳴を上げてしまう。
ドン!!
体に衝撃が走る。体が痛い。
私の体が床についたのだ。
私は少し痛む体を起こしてこの場を見渡す。
そこには先ほどの女たちと十人くらいの女の子がいた。
「理沙?大丈夫?」
「あ……藤……」
「下の階に落とされたようですね。多分此処にいる人で集められた人は全員かな」
冷静すぎる考えだね……
心の中でそう突っ込みをいれた。
「ふ、ふーん……」
『みなさん、お集まりいただきありがとうございます』
またあの美声が聞こえた
「あんたが無理やり集めたんでしょ」
だれかが言う。
『そうでしたね。今から現状を説明しようと思います。』
「ふざけんなよ!!此処から早くだせ!!」
この声は、仙華さんの声だ。
『そういうことを今から説明するんですよ。頭使ったらどうでしょうか』
「はあ!?」
ついさっき私に向けた怒りよりももっと強い怒り。
『煩いですね。』
「ふざけな……ッヒ」
仙華の声が途切れる。
『あなたの頭にあてられている銃を撃てば、あなたの命くらい普通に奪えるんですよ』
仙華さんは黙っていた。
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作者名:ゆきだるまうさぎ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/38a45e840c1/
作成日時:2016年9月22日 14時