朝はどちらも不機嫌です ページ11
「起きろ、鈍感女‼‼」
「ひゃう⁉」
皆様、おはようございます。
あの後しばらくTwitterを徘徊してゲームして寝たんですよ、それはもう安らかにスヤスヤと。
夕方までは時間があるので昼まで寝るつもりだったんです。優雅に起きるつもりだったんです。
なのに何故怒号で起こされなければならないのでしょう。
「な、なるちゃん……」
「………」
若干まだ重たい瞼をあけるとそこにはブスッと不機嫌そうな顔をするなるちゃんの姿が。
ダメデスヨそんな顔しちゃ、可愛らしいお顔が台無し…じゃなくて、何故私は朝から彼の不機嫌な顔を拝まねばならないのだろう。
てか、鍵どうした。不法侵入だぞ。なんて思っていると「この前俺に予備の鍵預けたろうが」と言い返された。
なんで私の思ってること分かるの⁉エスパー‼?
「(全部口に出てるっつの、)」
それにしても、なぜなるちゃんがここにいるのだろう?
なんて、呑気に疑問に思っている私がバカだった……次の瞬間、なるちゃんから放たれた衝撃の一言、
「出かけんぞ」
「ふぁ⁉」
デカケルゾ?
なんですかねそれ、新しい言語ですかね?
「お前今日夕方まで暇だろ」と話を進めるなるちゃん。いや、彼とはよく遊ぶ。近々約束もしていた。
しかしそれは2週間ほど後の話で今日はとくに予定なんて入れてなかったハズだ。
え、あれ?あれ…⁉
困惑している私に対して、なるちゃんは呆れた顔をして「早くそのブスどうにかしてこい」と綺麗に跳ねている私の髪を弄んだ。
「ブッ…⁉」
「あー、うそうそ
Aは寝起きでもかわいいよ」
「っ……!
なるちゃんのそういう冗談ホント嫌い」
「(冗談じゃねぇよ)」
※2人は付き合ってません
正直、なるちゃんより私の機嫌の方が悪くなってきている気がするが……まだ少し重たい身体を愛すべきベッドから完全に起こし急ぎ目に準備をする(勿論彼は部屋から追い出して)。
服を決め、軽めのメイクをして「おまたせ」と部屋の外で待っていた彼に顔を出す。
すると彼は「おう」と無愛想に返事をした。
……なんだ、おうって、もっとあるでしょう…
なんて思いながら私達は家から出た。
「でどこ行くの?」
「………」
「いたっ⁉え、なんでいきなり叩くの⁉」
「……別に、」
「(俺だけがデートだと思ってんの、なんかムカつく……)」
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久住花子 - まっww塾一緒なんですけど← (2020年1月10日 23時) (
レス) id: a45da1f95d (このIDを非表示/違反報告)
定春(プロフ) - over the rainさん» いえいえ、こちらこそいつもありがとうございます…! (2019年12月25日 20時) (レス) id: 275c998899 (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - 了解しました！ありがとうございます！ (2019年12月25日 17時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
定春(プロフ) - かんな鬼灯さん» ただいまです、ありがとうございます！頑張ります (2019年10月12日 21時) (レス) id: 275c998899 (このIDを非表示/違反報告)
定春(プロフ) - 明日香さん» ありがとうございます！その言葉を胸に止めて頑張らせていただきます (2019年10月12日 21時) (レス) id: 275c998899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：定春 | 作成日時：2019年8月28日 1時
