幻太郎の妹

二話 ページ3

Aside

貴・幻『「ご馳走様でした｡」』

幻「あ、A。今日は、小生が洗いますよ。」

貴『え？いいの？』

幻「えぇ｡毎日、妹に家事をさせるわけにはいけませんからね｡まぁ、日頃のお礼として受け取ってください。」

貴『!…うん｡ありがとう、幻兄!それじゃあ、私は着替えてくるね。』

幻「はい｡わかりました｡」

私はそう言って自分の部屋に戻った


貴『服は…いつもでいっか｡』

私のいつもの服は､白のパーカーと青のジーンズだ｡安いし､シンプルだしそれに何より動きやすい｡幻兄とお揃いの着物も良かったんだけどちょっと動きにくかったから諦めた｡

貴『やっぱりこの服が一番落ち着くなぁ』

ｺﾝｺﾝ ｶﾞﾗｯ

幻「A､着替えましたか？」

貴『!うん、着替えたよ｡どうしたの？』

幻「いえ、先程､乱数からAと一緒に事務所に来てほしいと連絡が来たので…行きますか？」

貴『え？乱兄が？…まぁここのところ忙しくて会えてなかったからなぁ。じゃあ行く!』

幻「そうですか、わかりました｡では、早速行きましょうか。」

貴『うん！』

乱兄に会うの楽しみだなぁ！

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