迷ヰ犬達の反応記録 一冊目

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キスをすると蘇生させることができる異能力で、彼は敵と相討ちになってしまいました


ﾁｭｯ

ﾊﾟﾁｯ


芥川龍之介
ゆっくりと目を開けます。
しかし、貴女の異能力を受けたことを自覚するとそのまま目を見開きます。
じわじわと顔を赤くし、口元を覆って咳き込みながら、
「貴様…ッ！！今、何をした！！」
と、ブチ切れます。落ち着かせるにはもう一回口付けるのが最短ルートです。


中原中也
恐る恐る口を離しても、彼は目を瞑ったままです。
疑問を浮かべつつももう一度口付けると、後頭部をガシッと掴まれます。
そのまま酸欠になるまでキスをされます。
「ありがとな、A。主に二回目の方」
顔を真っ赤にするAさんに、ニヤつく中原さん。Aさん、殴っていいですよ。


森鴎外
「ん…君が起こしてくれたのかい？」
まさかの集団での激戦に、首領でも相討ちになった様子。
ニヤニヤ笑う首領にムカッと来て、普通に口付けたAさん。
まさか二回目も来るとは思ってなかったらしく、少し照れながら、
「いやぁ、二回も君から接吻を賜るとはね。
お礼に期待してくれ給え」


坂口安吾
「…ッ、は！？」
付き合って間もない二人。口にキスされるとは思ってなかった様子。
『異能力使っちゃった』と恥ずかしがる貴女に負けじと恥ずかしがる彼。
「と、取り敢えず感謝します」
お礼に、と、好きなものを奢ってくれますよ。


種田山頭火
「口にするとは思わんかったぞ」
予めこうなる事を予想して、貴女を呼んでおいた種田さん。
しかし、真逆、口にキスされるとは思っていなかったみたいです。
顔を真っ赤にする貴女を見て、顔には出ませんが内心照れる種田さん。
大きな手で頭を優しく撫でてくれます。
「まあ…なんだ、有難うな」

彼が貴女に一目惚れした→←異能力(太宰さんにも効く)で、彼を蘇生させた

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