迷ヰ犬達の反応記録 一冊目

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『…御免なさい。生きてて良かった。

こんな事云う資格はないけど、心配だった…』


芥川龍之介
「僕らの勝利だ。云う事を聞いて貰うぞ」
負けたら、彼に従うと決めたのは自分。
命でもなんでも差しだす覚悟です。
「もう二度と、僕の元から離れぬと誓え」
「僕は、もう貴様を手放さぬ」


中原中也
「俺、勝っちまったな〜」
勝った方がお願いを聞く約束です。
貴女は『私の首ぐらいなら、差し出すよ』と云います。
「馬ァ鹿、その前に手前は俺の恋人に戻るべきだろ」


森鴎外
「ふふっ、心配してくれてありがとう」
「いやはや、君の色仕掛けには恐れ入ったね」
と、まるでなかった事の様に話すものですから涙も引っ込みます。
「(さて、後はどうやって恋人に戻るか、だけど)」
「(ポートマフィア所属の猟犬って、隊長さん的に大丈夫なのかな？)」


坂口安吾
「万事上手く収まって良かったです」
『そうだけど、貴女が生きてることが何より嬉しい。心配だった』ともう一度伝えると、
「…僕は優秀な自信があります。そう易々と死にませんよ」
何より、貴女を置いて死ぬ筈がない。


種田山頭火
「それに、儂は云うてる間に寿命が来るからなあ」
と、事実を云う彼。もう50歳ですしね。ですが貴女は更に泣き出してしまいます。坂口さんや辻村さんからの視線が種田さんを刺します。
「ああ、すまんすまん。悪気はな、これっぽっちも無いんやで」
『…私が死ぬ迄、死なないで下さい』
「それは保証しかねるなぁ」
『うぅっ、う…』
また泣き出す貴女に、焦る種田さん。…Aさん、嘘泣きだったりしませんよね？

夢主の叔父さんが彼らにとっての敵のボスだったら　【月兎様リクエスト】→←全部終わった後猟犬夢主さんが彼に「心配した」と泣いてしまった　【月兎様リクエスト】

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