迷ヰ犬達の反応記録 一冊目

夢主が猟犬だったら　【月兎様リクエスト】 ページ31

『私は、猟犬。

…だから、貴方達を捕まえる』


中島敦
「Aさん…」
武装探偵社が無罪であるという証拠がない限り、猟犬は武装探偵社を捕まえようと動きます。本当は貴女だって愛しい彼や武装探偵社を守りたいです。
「いつか絶対、無罪を証明してみせます」
また、貴女と笑い合う為に。


太宰治
「いやあ、君の色仕掛けには恐れ入ったよ」
シャキンと、抜刀する貴女。彼にはポートマフィアに居て、殺人を繰り返していた前科が有ります。
「恋人に殺されるのも悪くない、が…」
「武装探偵社は守らないといけないからね」
武装探偵社と、貴女を、守る為に。


国木田独歩
「そうか、」
探偵社も、貴女も、彼にとっては同じくらい大切です。ですが、目の前にあるのは辛い現実です。
「安心しろ、A。直ぐに探偵社の無罪を証明して、お前のデスクもそのままにしておいてやる」
また、貴女と楽しい日常を過ごす為に。


江戸川乱歩
「全く。僕が知らないとでも思ったの？」
知っていて騙されていた彼。優しい貴女の事だから、と。
『知ってて騙されるなんて滑稽ですね』と冷たい言葉を吐く貴女は、猟犬の一員でしかありません。
「見え透いた嘘をつくなんてね、滑稽はどっちだ」
探偵社でまた貴女と楽しく過ごす為に。


福沢諭吉
「そうか。…ならば、容赦はせん」
大切な社員で、恋人である貴女に抜刀はしたくありません。ですが、武装探偵社を守るのは社長としての責任です。
「罪の無い社員を守るのは社長の勤めだ」
貴女と社員達の笑顔を守る為に。

→→←→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す