迷ヰ犬達の反応記録 一冊目

夢主を育ててくれた警察の叔父が泉鏡花の逃亡に巻き込まれて亡くなっていたら　【サキ様リクエスト】 ページ13

『人殺しのくせに…許せない』


中島敦
「そっ、か。……ごめん」
自分のせいなんだろうか。
罪のない人を巻き込んで、見殺しにして、自分はまだ生きている。
「あのさ、僕にできることは…無いと思うけど、なんでも言ってね」
悲しそうに笑って接する彼。これから彼とどう関わっていくのが正解なんでしょうか。


太宰治
「そうなんだ」
でも、自分だって人殺しだから、と思ってしまう太宰さん。
かける言葉が見当たらず、どうしていいかも分からない為、国木田さんがドン引く位大人しいです。
「でも、それを鏡花ちゃんに伝えないAちゃんはとても優しいね」


国木田独歩
「そうか」
大切な人を失う悲しさ、辛さは、彼にもよく分かった様子。
Aさんは大切な恋人だし、鏡花ちゃんは大切な部下です。
「ずっと鬱々としているのはAらしくない」
と云って、頭を撫でてくれます。


江戸川乱歩
「うん、知ってる」
いつもなら、流石は名探偵ですね、と返してくる貴女も、何も云わずに落ち込んでいます。
「何時までも、過去に囚われるのも良くないって事も知ってる」
名探偵は、貴女の笑顔が好きですから。


福沢諭吉
「それは辛かっただろう」
「だが、泉も己の過ちは理解しているだろう。過去に囚われすぎていては、何も得られん」
かつて、銀狼として名を馳せた彼だからこそ分かること。
涙が止まらない貴女の横に静かに腰掛けていてくれます。


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リクエストの解釈が違っていたらすみません…

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