【ワートリ】銃好きモブが理不尽にも英雄に成長する話 (ページ3)

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弾丸、１発目ページ3

眠い…

一言目からこれだ。

昨日徹夜したのが悪かったかな…

だってＦＰＳ楽しくて…

いや、そんな事はどうでも良いか。

転校生がまだ来てないみたいで、そのせいで今が自習なのだ。

うつらうつらしていると、後ろの席に座る幼なじみ＿＿＿三雲修に頭を叩かれた。

目が覚めたのは良いけど、痛かったぞコノヤロー

貴「まぁだかな～」

三「我慢しろ」

貴「うぃ～…」

そんな風に緩い返事を返す。

やっぱ眠い。

……サボって寝ちゃおっかな～

………駄目か。

ｶﾞﾗｯ

あ、来た。

噂をすればなんとやら、かな？

先生の後ろを歩いて来た転校生。

白髪赤目に背も低い…

いやキャラ濃いわ。

空「空閑遊真です！
背は低いですが１５歳です！

遅れて申し訳無い！」

そう言って彼はぺこりと頭を下げる。

……まぁ、根は良い奴なんだろう。

水「空閑君は、最近まで外国に住んでいて…
日本に住むのは初めてだそうなので…

皆で助けてあげましょう！」

そう先生が言ったその直後。

すぐにクラスは騒がしくなり、空閑君は質問を浴びせられていた

その時、騒ぎ出す３バカ。

空閑君の指輪についてらしい。

確かに指輪は校則違反。

…でも空閑君外国に住んでたんでしょ？

なら指輪仕方無いっちゃ仕方無いでしょ。

とか思ってたら親の形見だった…

無神経だったなスマン空閑君

ってか３バカ。

お前らの漫画とかゲーム論外だからな。

お爺ちゃん現代っ子かよ週刊誌読んでんのかよ。

週刊誌だったらお前これこそ不謹慎だけどお前絶対葬儀中だろ。

そんな風に若干キレつつ言い返す。

貴「イラつくだけだわ寝るわ。」

はい。

寝ました←←

その間に色々有ったらしいね。

知らね。