第７話 ページ8
次の日の木曜日。
教室に行くと、何やら騒がしかった。
女子「きゃー！かっこいいー！」
女子「ねぇねぇ！どこから来たの？」
女子「名前は〜？」
なにやら女子に囲まれている男子。他の女子にとってはイケメンなんだろうけど、生憎私にとっては
松野君が一番だから興味ナシ。
自分の席に着こうと歩き出すと、誰かに呼び止められた。振り返ると…
綾瀬「ちょっと、良いかな？」
つい昨日私を襲った野郎だ。最悪。
『無理、却下、拒否』
３点言葉を並べて何とか断る。それにしても昨日松野君に痛めつけられたばかりなのに来るって…。
綾瀬「そんな…どうして？」
私は綾瀬の元まで歩いて行くと、見下すような視線で見つめた。
『あんたは私の松野君に襲いかかろうとした…私の大事な人に！絶対に許さないから』
そう言って席に着くと、窓の外を見た。
あ、松野君来てる。
と、後ろに影ができた。冷や汗が流れ出る。
綾瀬「ねぇ、大人しくついてこないと…痛い目みるよ？」
私の周りには誰もいない。転入生の男子に見惚れてて男も女も、あっち側にいる。
『だから、あんたにはついていかないってば…どういう神経してんの？』
綾瀬「
『っ！？なぜその名前を！？』
綾瀬「だってそいつ…俺が_______したんだから」
『っ！？お前！！！』
私は綾瀬に飛びかかった。胸ぐらを掴んで、今にも殴りたい！！！
綾瀬「君も、そろそろ松野に言ったほうが良いんじゃない？花垣家とは血が繋がってないってね」
『……異常者め……自首しろ』
綾瀬「嫌だ」
、、、ポタタッ
教室の床に、何かが滴り落ちる。ふと見ると、
赤。
綾瀬「おまっ…血…」
さすがの綾瀬も驚いたようで、冷や汗を流していた。唇を噛み締めすぎて、出血した。
白いブラウスにも血が付いていて、面倒くさい。
綾瀬「お、俺知らないからな！！」
綾瀬はそういうと、教室を出て行った。
⚠夢主と千冬の学年が違うはずが、同じ学年になってしまっていたので
お話を一部削除させていただきました。申し訳ありませんでした💦
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rina - 私も面白いと思った。更新してほしい! (2022年12月11日 15時) (
レス) @page13 id: 265817b150 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 僕も面白いと思いました！更新待ってます！頑張ってくださいね〜！ (2022年9月27日 21時) (レス) @page13 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2022年9月4日 8時) (レス) @page13 id: 51e47c3894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NANA | 作成日時：2022年8月1日 8時
