第１１話 ページ12
金曜日。
私はあの出血事件以来、誰かに付けられている気がしてならなかった。
『まさかだけど…綾瀬くん…じゃないよね』
可能性ならある。ほら。今だって。こんな朝だよ？？？まさか家特定されてるとかあり得る？？？
千冬に相談したいにしてもどちらにしても迷惑がかかる。
『遅刻しても良いや！』
始めそう思った私は、だいぶ遠回りして、学校に向かおうと思った。それに撒くように走っていけば
私の事もつけなくなるだろう。
『よしっ、』
とにかく走った。走って、走って、走って…。
ドンッッッ！！！
突然思いっきり誰かにぶつかって、こけそうになるがすぐに抱きとめてもらった。…コレ、覚えがあ
る。恐る恐る上を向くと…クリーム色の髪の毛。
『マ、マイキーくん！？！！』
マイキー「おう！大丈夫か？」
しまったそうだ。こっちの方向はマイキーくんの学校だった…。
ドラケン「あれ？Aちゃんじゃん」
『ド、ドラケンさん！』
この２人はいつも一緒だな。付き合ってんの？？？
マイキー「千冬は？」
『えと、多分学校です』
ドラケン「そういやお前なんでこんなとこいんの？」
え…どうしようコレ。正直に言ったほうが良い？？？あぁ、でもこれマイキーくん暴れる原因になる
んじゃ…。やめとこ。
マイキー「…！…なるほどね」ボソッ
『な、なんでもないです！ただちょっと猫を見かけたのでついてきたらこんなところに…あはは…』
マイキー「っ！？…(こいつ…隠した…)」
『それじゃ、失礼します！』
私は頭を下げてその場を去った。
ドラケン「マイキー…」
マイキー「…ケンちんどうしよ…あいつストーカーの事黙ってるつもりじゃね？…千冬に言う？」
ドラケン「そりゃ言うだろ…あいつのピンチだぜ？」
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rina - 私も面白いと思った。更新してほしい! (2022年12月11日 15時) (
レス) @page13 id: 265817b150 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 僕も面白いと思いました！更新待ってます！頑張ってくださいね〜！ (2022年9月27日 21時) (レス) @page13 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2022年9月4日 8時) (レス) @page13 id: 51e47c3894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NANA | 作成日時：2022年8月1日 8時
