検索窓
今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:41,319 hit

episode.26 ページ27

狗巻side





パンダと別れ、お風呂に入り、自室に戻るために廊下を歩いていると目の前からAが歩いてきた。





まさか、あれから歩いて帰ってきたとかじゃないよね。





Aを見ると、ふらふらで髪も乱れ、憔悴しきっていることが取るように分かった。





高菜(大丈夫)?」





Aに声をかけると頭を俺の肩に乗せて寄りかかってきた。





『さとる?』





「おかか」





なんか、いつものAとは違う……?





『さとる、悟。私ね、振られちゃった。』





振られた?





それに、俺を悟だと勘違いしてるよね……





おかか、高菜(俺、悟じゃないよ)。」





『私さ、傑に連れっててってお願いしたの。ごめん。でも振られちゃって。私どうしたら良いの?』





そう言って泣きじゃくった声で俺を見る。





『ッ……!ご、ごめん、今の忘れて。』





そして俺を通り過ぎて、歩き去ろうとするA。





おかか(待って)!!」

episode.27→←episode.25



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
254人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 狗巻棘
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ばなな。 | 作成日時:2023年8月19日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。