若狭推しによる若狭推しの為の若狭短編集【東京卍リベンジャーズ】

もしも夢主が誘拐されたら ページ7

〈孤白さんのリクエスト〉

「へー、お前が今牛のオンナか。」
　そう知らない人に言われ、意識を手放した貴方。目を覚ますと、どうやら倉庫に居るみたいだと分かりました。
　手と足を縛られ、身動きの取れない状況です。

『......誰、ですか。』
「あー、オレ？オレは黒龍に潰された暴走族(チーム)の頭(トップ)だ。お前使って今牛袋叩きにしようって魂胆。」

『......人質取らなきゃワカに勝てないと思ってるような奴がワカに勝てると思ってんの？』

　貴方がそう煽ると、その男は貴方の髪をグイッと引きました。
「調子乗んなよ、女(アマ)がよぉ。」

　殴られる、と貴方がそう覚悟した瞬間。ガンッと音を立て、扉が吹き飛びました。

「......誰のオンナに手ぇ出したと思ってんの？」
　そう言った彼の瞳に光は無く、今までで1番冷酷な顔をしていました。
　
「今牛、このオンナがどうなっても......」

　男がその続きを言う事はありませんでした。彼は相手を一発殴り、踵落としを喰らわせ、一瞬で勝負をつけました。

「A、大丈夫？ごめん、オレのせいで......」

　貴方を抱きしめ、そう謝る彼。

『大丈夫だよ、何ともない。助けに来てくれてありがとう。』
「ごめん、ごめんな。Aに何かあったら、俺......」

　そう不安そうに目を伏せる彼。そっと抱きしめて、安心させてあげましょう。


　孤白さん、リクエストありがとうございました！想像と違かったらすみません😱

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