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5話 ページ6
氷浦Sabi
部活で転んで足を擦りむいた。
保健室で手当てをしてもらって、急いで、戻る。
ここをまっすぐに行けば、俺が靴を脱いだ場所だ。
速く戻らないと、楽しい部活の時間がなくなってしまう。
そう思っていたら
ﾄﾞﾝｯ
誰かにぶつかった。
ぶつかった時に擦りむいた足をまたぶつけた。
痛い。けど相手もぶつかった衝撃で、尻餅をついては痛いだろう。
俺は、ぶつかった相手に
「大丈夫ですか!？」
と言った。返信が来ない。
よく見ると、隣の席の笹さんだ。
相変わらず無口だ。こんな時まで喋らないなんて、余計に心配する。
だけどこんな無口な人が、この時のお蔭で
あんなに仲が良くなるなんて、思いもしなかった
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稲妻利菜 - ヒナさん» 面白いと言って貰えて嬉しいです！更新がんばります！ (2020年5月8日 4時) (
レス) id: bc270ae179 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 凄く面白いです！更新待ってます！ (2020年5月8日 1時) (レス) id: 005ed2515a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稲泉利菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Inazumarina/
作成日時：2020年4月9日 1時
