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179話 ページ36
〜蒼斗Sidn〜
なんとなく、だけど
僕の中に何かがいる
それは少しずつ確信に変わってきていた
雪希が何かを隠している
あの夜、マーモンの様子が変だった
雪希はマーモンに呪いのことを話していた
そして、雪希だけにしかない個人の呪い
これからわかるのはただ一つ
僕にも呪いがある
それも、自覚できない呪いが
でも、それがどんな呪いなのかわからない
どんなに考えようが
どんなことをしようが
"わからないこと"には変わりない
もし、僕の呪いが危険だったら
もし、人間という"存在"そのものを失くしてしまうようなものだったら
そんな呪いにかかっているとしたら、雪希と戦うこと自体危険だ
無自覚ということは、とても危険である
自分にとって、とても大切なものを壊してしまうのなら
僕は･････
蒼「僕はこんな戦い････････雪希としたくない････････」
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作者名：ダメネコ＆M･Mっち | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2019年9月13日 17時
