147話 ページ4
〜雪希Ｓiｄn〜
笹川「うおー極限におはようだ！」
雪希「･････なんでおめーがここにいんだよ。」
こんにちは、雪希です。
朝からなぜかうるさい先輩と遭遇しました。
しかも妙にテンション高い。
あー、最悪･････ランニングの時間ずらせば良かった。今日に限って寝坊しちゃったんだよねー。
雪希「朝から元気だねぇ。あとなんでついてくるの？」
笹川「ん？なんとなくだ！」
雪希「あはは、相変わらず意味わかんないんですけど。」
私は眠たすぎて乾いた笑いしか出てこない。
そんなことを気にしないかのように笹川さんは私に話しかけてくる。
笹川「そういえば雪希、山本が雪希に刀を教えてほしいとか言っていたぞ？」
雪希「えー･････山本さんってたしか時雨金時だったよね？」
笹川「刀のことはよくわからんが、流派が違うからなんとか･････言ってたような気がする。」
雪希「流派か･････まぁ、彼は時雨蒼燕流だったけ･････」
笹川「お前はなんなのだ？」
真顔で聞いてくる彼に一瞬驚く。刀の名前を聞かれたことはあるけど、流派を聞かれたのははじめてだ。
笹川先輩は何となく聞いたつもりだろうが、私はびっくりした。
雪希「私の流派なんかが気になるの･････？」
笹川「剣士にとって流派とは大切なものなのだろう？ボクシングにグローブが欠かせないのと同じだ！」
雪希「それとこれとはちょっと違うと思うんだけど。まぁいいや。私の流派は教えるつもりない。どうしても知りたいなら兄さんに聞いてみれば？」
笹川「む、蒼斗にか･････なら沢田を通して聞いてもらう！」
あ、そういえば兄さん笹川先輩と相性悪いからね。彼もそれは理解してるのか。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽―
流派かってに決めちゃっていいよ！
色々なげやりでごめんね･････
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作者名：ダメネコ＆M･Mっち | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2019年9月13日 17時
