105話 ページ12
〜雪希Ｓiｄn〜
雪希「ふぁ〜ねみー」
蒼斗「おっきなあくび。まぁ、朝早かったししょうがないけどね。」
空港で沢田さんたちと合流し、そのあと少し仮眠をとるとあっという間に学校に行く時間。
兄さんはいつも通り早くに起きていたが、私はココ最近の疲れがたまっていて、ぐっすりだったためいつもより遅く起きてしまった。(というか見かねた兄さんが起こしてくれなきゃ起きなかったと思う)
つまり何が言いたいかというと･････
雪希「遅刻しちゃったね。」
蒼斗「雪希が寝起き悪いのがいけないんだよ。危うく殺されかけたし。」
雪希「ご、ごめん･････」
蒼斗「いや、昔からだしもう慣れた。」
そう、何を隠そう私は寝起きがめちゃめちゃ悪い。
兄さんいわく本気で殺しにかかるからめんどくさい、らしい。
ちなみに自分でも自覚済みだ。
雪希「あーあ、学校怠いなー。今日くらい寝かせてよ。」
蒼斗「ダメだよ。学生の本分は勉強。」
雪希「兄さんが真面目なこと言ってる･････。てかそれよく明日香さんが言ってた事だよね？」
蒼斗「うん。また、会えるといいな･････」
兄さんはどこか懐かしそうな顔をしながら言った。
ちなみに明日香さんとは私達のお母さん的存在だ。
あの人と同じく私達とは血は繋がっていないが、血の繋がっていた家族よりも大切な存在。
まぁ･････ちょっと過保護なところもあるけどね。
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作者名：ダメネコ＆M･Mっち | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2019年8月1日 15時
