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合宿最終日

青道高校、稲城実業高校、修北高校3チームの総当り戦が始まった。

青道高校VS稲城実業高校

お互い主力は出さず

先発は川上。リリーフ投手はAだ。

沢村「4回から投げて5回無失点。しかも、15奪3振。」

降谷「やっぱりすごい。」

一也「あー。あいつの球とりたかったな。」

沢村「俺の受けろよ!不満なのか!!!?」

一也「お前とは違いすぎんだよ。」

一也「俺が構えたとこに豪速球で投げ込み、挙句の果てには変化球9種類だぜ?」

沢村「はは!残念だったな!!Aさんは8種類なんだよ!そんなのもわかってないのか!御幸一也!!」

一也「増えたんだよ。変化球。俺がお前よりAのこと知らないとでも思ったわけ?」

沢村「なっぬ!!いつの間に覚えていたんだ!!!?」

一也「ナイスピッチ」

A「はは!ありがと!でもなんでそんな嬉しそうな顔じゃないのよ笑」

一也「最後の3段ドロップ。俺がとりたかった」

A「一也がとるんだったらスイーパー投げてみたかったな〜」

一也「あー。それな?夏まで練習に集中しろだってさ。監督が」

A「え?驚かないの?変化球増えたこと言ったっけ??」

一也「昨日監督から聞いた」

A「えー!びっくりさせたかったのにぃー!」

一也「ははっ残念笑」


稲実との試合を終えて観戦のため上に移動する

A「あれ?晴香??」

晴香「A!!」

A「どーしたの?こんなところで」

晴香「それがね、鳴がいなくなっちゃったの」

A「奇遇だね。私も一也がどこかに行ったのよ。氷嚢つけてる間に」

晴香「探そっか。」

A「そうだね笑」

↑ただA達がはぐれただけで、一也達は何も悪くありません。

A「最近どお?」

晴香「まあ、ぼちぼちってとこかな〜」

A「うちね、面白い1年生がいるんだよ笑」

晴香「あー!降谷くんでしょ?右の剛腕投手だっけ?」

A「まあ、コントロールはクソほど悪いけどね笑」

晴香「まあまあ笑うちは来年のキャッチャーが入ってきたよ笑」

A「晴香キャッチャーしないの?鳴とバッテリー組まないの?」

晴香「うーん。鳴とは組むと思うよ。でもね、最近力の差を感じるようになって…。」

A「諦めたらそこで試合終了だよ。晴香。私鳴と晴香のバッテリーと試合がしたいの。だから諦めないで?」

晴香「う、うん!私も、Aと一也のバッテリーと試合するの楽しみにしてるから!」

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作者名:Aqua | 作成日時:2023年6月10日 15時

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