青道の女子エース

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4回表

降谷は11失点を許すも一切甘い球を投げずに打者に立ち向かっている。

A｢普通ならストライクを入れに行きたくなるけど、甘い球は一球もない。投手としての気持ちはいいんじゃない？｣ｺｿｯ

その頃キャッチャーボックでは。

4番バッターの館広美との会話。

館｢Aちゃんはでないの？｣ﾆﾝﾏﾘ

一也(このニンマリした顔近くで見るとこえぇー。)

一也｢どうでしょうね。ピッチャーでは出ないんじゃないですか？今日は1年ピッチャーのデビュー戦なんで｣

館｢引きずり下ろしてあげるよ｣ﾆﾝﾏﾘ

館はAの方を見てにやぁっと笑う。
それを見てAは咄嗟に監督の後ろに隠れる。

そして、館が打った打球はセンターへ
純さんはそれをキャッチして一気にバックホーム！

A｢うわはっ！！純さんマジ肩つよーー！！笑笑｣

純｢見たかぁーー！！！A！！！｣

A｢見ましたよー！！！かっこよかったです！！！｣

倉持｢ナイス純さん！｣

純｢おい！降谷てめぇー！ホームのカバー入るの忘れてやがったな！？｣

降谷｢あ…。｣

純｢俺の送球が万が一それてたらどーするつもりだ！！｣

A｢純さんレーザービームすごいけど、結構それたりしますもんね笑｣

純｢うるせぇー！！A！降谷てめぇ1人で野球やってんじゃねーぞ｣

4回裏
一也は降谷にかっこいいことを言うけど、打席はなんと

ピッチャーゴロ。

A｢ほんと一也って塁に居ないと打てないよね。｣

片岡｢A。代打行けるか？｣

A｢まっかせて！｣

沢村｢え！？Aさんがバッター！！？｣

A｢お願いします！｣

館(ここでAちゃんか。打たせないよぉー？)にやぁ

A(いや、やっぱり怖っ！)

一也｢お前らあいつのバッティングはみといた方がいいぜ？｣

一也｢なんせあいつは…。｣

ｶｷｰﾝｯ！

うわぁーー！！！！

一也｢超攻撃型ピッチャーだからな！｣

純｢よく打ったーー！！！ダッシャー！！｣

倉持｢久々じゃねーか！ホームラン！！ヒャッハー！｣

一也｢ナイバッティン｣

私は一也とハイタッチを交わす。

沢村(すげぇー。まじでこの人を超えないとエースにはなれないのか。)

亮介｢あそこまで綺麗に飛ばされると文句言えないな。ナイバッティン。｣

A｢…！ありがとう！｣ﾆｺｯ

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