【文スト×鬼滅】胡蝶姉妹の末っ子は文豪の世界へ (ページ3)

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序幕ページ3

あぁ･･･良かった･･･なんとか炭治郎君に薬を刺すことができた･･･

カ「A姉さん･･･！しっかりして！」

『カナヲ･･･私のことはいいから炭治郎君の方に行きなさい･･･』

カ「･･･え･･･どうして･･･？だって姉さんが･･･」

『家族に、妹に、姉の死ぬところなんて･･･あまり見せたくないの･･･お願い、カナヲ』

カ「･･･わかった･･･今まで、私を育ててくれてありがとう･･･姉さん(泣)」

『うん･･･大好きだよ、カナヲ･･･幸せになってね･･･』

カ「！うん･･･私も大好き！」

『それじゃあ･･･行きなさい･･･お婆さんになるまで、こっちにきたらダメだよ･･･』

カ「うん！･･･じゃあ行くよ･･･バイバイ、A姉さん」

『バイバイ･･･カナヲ･･･』

カナヲが炭治郎君の方へ行く･･･どうか、カナヲが幸せになるようにと願う。

あぁ･･･もう目が霞んで見えないや･･･カナエ姉さん、しのぶ姉さん･･･今そっちに行くよ･･･

花柱胡蝶Aはこうして誰にも見られず、微かに光、大量の血液を残しその場から消えた。