4話 ページ4
そして次の日、仕事終わりに同僚の淳太くん、後輩の神ちゃんと一緒に焼肉に行った帰り道
女「星夜…今日どこ行く？」
え？星夜？
ぱっと声が聞こえて来た方向を見ると
流「どこ行こっか。麻ちゃんの行きたいとこでええよ」
って女の人と腕を組みながら歩いてる星夜
照「…っ」
見たくなかった。店ではほぼ見る事が無いから全然大丈夫やったけど、外で女の人と一緒に居るとこ見るとあかん。
神「照史さん？」
淳「え、照史どうしたん？」
照「何が？」
淳「急に寂しそうな顔しとるし…」
照「え、嘘。」
神「何かあったんですか？」
淳「もしかしてあれ？」
淳太くんが指をさした方向には星夜が。
神「あ、えっともしかして好きな人ですか？」
照「好きな人やな…い…」
淳「照史。俺は、照史が誰を好きになっても応援するつもりやけど、あの人ってホストやろ？ホストとの恋は応援出来ひんわ。」
照「…」
淳「ホストを本気で好きになって傷付くのは照史やで」
神「と、とりあえず帰りましょ。ね？」
ってその場から離れた。
それから数日後に星夜に会いに行って
流「照史、来てくれたんや」
照「おん」
その夜、アフターで星夜の行きつけのバーに。
流「�陲舛磴鵝�
�陝屬�。星夜やん！あれ？星夜が誰かと一緒に来るなんて珍しいな。初めてやない？」
流「そうかも。いつも1人やし」
照「そうなん？」
流「おん。照史は特別。誰にも教えたらあかんで？」
って、人差し指を自分の唇に当てて しーって。
星夜カッコいい…それに照史は特別って。
ごめん。淳太くん。俺、星夜が好きや。
わかってんねん。お客やから言うてるって。
それでも星夜が好き。
傷付くってわかっていても、それでも星夜と一緒に居たいねん。
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作者名：あーり
| 作成日時：2019年3月20日 20時
