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作戦   ページ45

また屋根に登り、葵姉達を見守る


楓「そっか。あの笠ってお涼さんだったんだ。」


ってか若女将自身が来るのってどうよ

初恋すらしたことない私にはその己女心からの行動が理解できん




あ 大旦那様、発見。

気配まで消せるなんて一体何者だ?・・・あやかしか


大旦那「大丈夫。手助けしてくれる人がいる 楓」



はいはーい!(*´∀`*)ノ 楓です




って、うおぉぉい!

隠れてた努力を返しやがれっクソ鬼! 鈴蘭さんを安心させるためならいいけど

私は渋々、本当に渋々屋根からすとっと降りた



鈴蘭「あ!あなたは・・・?」

大旦那「史郎の孫娘で葵の妹だ。今は葵の護衛をしている」



ばれちゃった・・・私は姉をそーっと見る


葵「楓〜!」

楓「ご、こめんっ!!」



私がいないと思っていた葵姉は


子供のようなところを見られていたと知って赤面している


さすがに怪我をした私がすぐさま回復して、



護衛をされているとは思わなかっただろう



鈴蘭「ふふっ」



鈴蘭さんが笑いだす


鈴蘭「あの部屋の前で会ったときは鬼だと思っていたのに。本当は違ったんですね。」


葵「ってあんた、そこにまでしてたの!?」



大旦那様は知っていたようだが雪女と葵姉は,目が真ん丸だ。

私は目を逸らして言い訳。


楓「いや、ね。ついつい・・・」


そこで、はっとした。足音が聞こえる。大旦那様が言う。


大旦那「早く天神屋に行こう。」


私はため息をついた。大旦那様に任せよう。


楓「了 シル」


翼を出す。鈴蘭さんが息を呑んだのが分かった


次の瞬間。私は空高く浮かびあがる

都のあやかし達は騒いでいる



それもそうだ

たとえ飛べるあやかしがいたとしても私の影響で青銀となった翼は目立つ

さらに舟が飛びかう空を飛ぼうとする馬鹿はいまい



私の狙いはそれ

とにかく目立ってあやかし達の注意をひく

姉達が港に向かうのを見届け
翼の周りに光を纏わせる

舟を交わして上に向かって飛行しある程度の高さにくると


楓「リュー、頼んだよ!」

リュー「了」


たんたんとした声とともに私は影と同化した。

騒ぎ出すあやかし達。



作戦成功だ。




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桜夜 - すみません。大幅にシナリオと設定に変更があります。 (2018年10月29日 18時) (レス) id: 5ed7eda12b (このIDを非表示/違反報告)
桜夜 - 改名しました。これからも宜しくお願いします!! (2018年10月13日 22時) (レス) id: 5ed7eda12b (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - すいません。今から作品を大幅に変えます。やり方が今ごろよく分かってきました。ご迷惑をおかけします。 (2018年10月6日 23時) (レス) id: 5ed7eda12b (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - お世話になります。ありがどうございます。 (2018年10月2日 21時) (レス) id: 5ed7eda12b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜夜 x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年9月29日 10時

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