◎ ページ11
F.Kside
健「うん、もうみんな大人になったんだもんな
ありがとう、頼りにしてる」
そう言ってちびたちの頭をわしゃわしゃと撫でる中島
その扱いは子供に対するそれと何ら変わりないが、撫でられてる本人たちは満更でもなさそうな表情で笑っていた
風「…まぁ、同じ年長者側の立場として、いくら成人しても酒の席とか年下に頼りたくない気持ちは分かるけどさ。確実にアナタが1番酒弱いんだから、本当にこの前みたいなことになりかけた時は迷わずSOSだしてくださいよ？」
健「……ん、わかった」
俺が思っていたことを口にすると、ちびたちの時の反応と違い心做しか歯切れが悪い中島の返事
まさか納得いってないのか？と頭を捻らせていると、横にいた松島がものごっつニマニマした顔でこっちを見ていることに気付いた
……いや、その表情やめれる？
風「…んだよっ松島」
聡「いや、風磨くん最近ケンティーに過保護モード発動する時いつも敬語になったりアナタ呼びになるからさ、またそのモード来た〜！と思って！」
マ「それボクも気になってた！
あと中島さんって言う時も同じ声してるよね！」
勝「最近出現率高めだよね
テレビとかラジオでも出ちゃってるし」
健「…なんか、今更菊池に敬語使われんの、はずいんだけど…っ…」
至って悪気なく攻撃を繰り出してくるちびたち3人と、歯切れが悪いままの中島
…え？なんで俺今精神攻撃受けてる？
揶揄られて顔が赤くなっていくのを感じながら、その空気が居た堪れなくなった俺は思い切り叫んだ
風「お前らダルいって〜〜！！！」
そして、楽屋内に伝播する笑い声
その中心で誰よりも大きな口を開けて手を叩いて爆笑している相方の姿、それを囲うちびたちの笑顔
その4人の姿に1週間ぶりの幸せな温かさを感じて
俺もひっそりと笑顔を浮かべた
END
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 155人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫苑(プロフ) - なーささん» お返事遅くなってしまい申し訳ございません。リクエストありがとうございます！順番に更新致しますので暫くお待ち頂けると幸いです！ (2021年11月5日 0時) (
レス) id: b5618e00f8 (このIDを非表示/違反報告)
なーさ - 勝利くんが低血圧になる話が読みたいです！ (2021年10月14日 17時) (レス) id: dc50f807a8 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - kn_さん» お返事遅くなってしまい申し訳ございません。リクエストありがとうございます！更新までお待ちいただけますと幸いです！ (2021年9月23日 17時) (レス) id: b5618e00f8 (このIDを非表示/違反報告)
kn_(プロフ) - 更新有り難う御座います！！ (2021年9月16日 7時) (レス) id: 26288553d9 (このIDを非表示/違反報告)
kn_(プロフ) - 服を触った時、たまたまお尻に当たってしまい、健人くんは腰が抜けて、震えて泣きながら座り込んでしまい、風磨が駆けつけて、様子を見て、自宅に返す。メンバーは仕事が終わってから健人君の看病に行ったら倒れていて、その後、事情を話し、看病をお願いします！ (2021年8月29日 16時) (レス) id: 26288553d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫苑 | 作成日時：2021年7月21日 19時
