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F.Kside
風「えっとですね、中島と勝利はこのあとちょっと予定が…」
プロデューサー「え？さっき収録の合間に聞いたら、このあとは3人揃ってオフだって聞いたよ？だから元々誘おうと思ってたんだ」
そこまで聞いて、完全にこれまでの一連の流れはこの人の掌の上だったのだと悟る
風「そ、そうっすか…」
ここまで用意周到にされてはもう仕方がない
俺たちは目の前のプロデューサーをはじめ、この業界の人からしたらまだまだ若手。こういった接待なんて数をこなしてナンボだ
ただ不安なのは2人のこと
勝利はお酒が弱い訳ではないが、大人ばかりに囲まれて飲む機会がまだ少ない。それも接待的な意味合いとなると恐らくまだ片手で足りる程度だろう
酒の席でどう振舞ったらいいのか、飲酒量やペースなんかもまだまだ知らないはず。下手な飲み方をして潰れてしまったら怖い
そして更に問題なのが中島
アイツは人当たりがいいし、外の仕事が多い分、たぶん俺たちより更にこういった接待の場を潜り抜けている
だが、実はアイツは肝心のアルコールを体質的に一滴も飲めない。これまでの現場は共演者に未成年も多くて打ち上げの席などでも酒を飲まなくても済んでいたと本人からは聞いている
しかし今回はどうだ…全員成人しているし、何よりあのプロデューサーは酒豪との噂。しかも強要も激しいと聞いている
考えれば考えるほど不安がよぎった
支度をするために俺は一度楽屋に戻る
するとそこには既に誘いの声を掛けられて支度を済ませて待機している2人の姿が
風「ほんっとにごめん！」
勝「いいよ気にしないで風磨くん
あのプロデューサーさんには前から誘われること何回かあったし、そろそろ俺も断るのも限界だったからさ」
健「そうそう
1人の時に行くより全然気が楽だよ！」
風「でも中島…」
健「大丈夫大丈夫！
なんとかノンアルで酔った演技するし！」
そう言って、くしゃりとした笑顔で笑う相方
そうだよな
コイツは基本的に世渡り上手なタイプだし、そもそも俺がこんなに気にする必要もないか
この時の中島の屈託のない笑顔と気遣いに、すっかり油断してしまった俺
その油断を後で死ぬほど後悔することになるとは、この時の俺は一ミリも思っていなかった
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紫苑(プロフ) - なーささん» お返事遅くなってしまい申し訳ございません。リクエストありがとうございます！順番に更新致しますので暫くお待ち頂けると幸いです！ (2021年11月5日 0時) (
レス) id: b5618e00f8 (このIDを非表示/違反報告)
なーさ - 勝利くんが低血圧になる話が読みたいです！ (2021年10月14日 17時) (レス) id: dc50f807a8 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - kn_さん» お返事遅くなってしまい申し訳ございません。リクエストありがとうございます！更新までお待ちいただけますと幸いです！ (2021年9月23日 17時) (レス) id: b5618e00f8 (このIDを非表示/違反報告)
kn_(プロフ) - 更新有り難う御座います！！ (2021年9月16日 7時) (レス) id: 26288553d9 (このIDを非表示/違反報告)
kn_(プロフ) - 服を触った時、たまたまお尻に当たってしまい、健人くんは腰が抜けて、震えて泣きながら座り込んでしまい、風磨が駆けつけて、様子を見て、自宅に返す。メンバーは仕事が終わってから健人君の看病に行ったら倒れていて、その後、事情を話し、看病をお願いします！ (2021年8月29日 16時) (レス) id: 26288553d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫苑 | 作成日時：2021年7月21日 19時
