KISUDA☆HOUSE in 出張

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兄弟 side ( 裕太 )


Aちゃんが、電話に

出ませんでした。

だから、俺は少しAちゃんの

考えていることを

考えることにしました。






俊「裕太っ」

裕「…。」

宏「裕太ぁ〜」

裕「…。」

俊「…ゆーうーたぁ！！！」

裕「？！な、なに？！びっくりしたー」

宏「伸びてるから！さっさと食べろ」

裕「え？」

俊「ラーメンだよ、どうしたの？考え事？」

裕「え？あ、忘れてた」


目の前のラーメンのことを

忘れていた。



宏「ラーメン食べに来て、ラーメン忘れるってどうゆうことだよ」


なんて、隣のみつに

文句言われてるけど

気にしなーい！



Aちゃんの考えてそうなこと

考えてそうなこと

考えそうなこと…。




裕「あっ！！！！」

俊「うっ！…ゴホッゴホゴホッ」

渉「俊哉？！大丈夫？！！」

俊「大丈夫っ…ゆ、裕太ぁ」



そうだ！

Aちゃんの考えてそうなこと

俺！分かったかも！！！！



俊「裕太ぁ！！」

裕「ん？なに？」

俊「なにじゃないよぉ！！！」

渉「裕太の声で俊哉がびっくりしたんだよ」

裕「え？そうなの？ごめんごめん」



絶対そうだ！

絶対に絶対に絶対にそうだ！！！




ラーメンを食べ終わったあとも

Aちゃんからの連絡はなく

みんなでホテルに戻って

部屋に行っても出てこないAちゃん。




太「…裕太？」

裕「ん？なに？」

太「なんか企んでんだろ？」


諦めて部屋に戻るとき

たいぴーに後ろから声をかけられて


裕「べっつに〜♪」

太「顔がにやついてんだよ」

裕「ついてないついてない♪」

太「…ふーーん。あっそ」



Aちゃんの考えそうなことくらい

俺にはわーかるんだっ！

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