第三十七話 答え ページ45
「あ」
フラリと立ち寄った場所で太宰さんを見つける。
「だ、太宰さん!」
「Aちゃん?どうしたの」
こっちの台詞ですよ。
じゃ、ない。
「あの…探偵社に入るかどうかですけど…」
「マフィアなんでしょ?なら断るよね」
…ん?
「知ってたんですか!?」
「あー…まぁね」
何てこった。
「あ、もしかして国木田君とかに
マフィアですって言っちゃった?」
「いえ、まだです。それどころじゃなかったので…」
「なら良かった。
マフィアなのを知ってるのは今のとこ私だけだからね」
そう言い、薄く笑う。
「…でも何故勧誘を?」
「実は探偵社とマフィアは対立していてね…
早め早めの繋がりが欲しかったんだよ。
今はある少年のおかげで一時休戦になったけど」
1つにしたかったのか…
「君は…マフィア何だよね」
「はい」
「…“魔人”には気を付けるといい」
そう言い残し、スタスタと歩いて行ってしまった。
「…Aさん?」
「広津さん!」
3人組の人だ。
「あの、一緒に帰れませんか?」
「何故でしょうか」
「フラリと来たので道が分からなくて…」
「勿論、宜しいですよ」
「有難う御座います」
広津さんの後につく。
「…私は黒蜥蜴のリーダーでね。
よくあの2人と一緒なることが多いんですよ」
「へ―…」
その後も、芥川君には従い、樋口さんには従わなかったが
確かな上司として認めたとか。
色々話してくれた。
「さ、着きましたよ」
「有難う御座います」
着いたなら行く場所は一つ。エリスちゃんの…
と思ったが、もう寝ている時間だった。
…一人で寝かしてしまった。
「…ただいまで、紅葉姐さん!」
「久しいの」
「おかえり」
2人でワインを飲んでいた。
「お邪魔しました?」
「真逆」
笑ってくれる鴎外さん達から目を離すと
中也さんが酔いつぶれていた。
「さ、寝ている間に飲むと良い」
「あはは…エリスちゃんにワイン臭いとは言われたくないので」
遠慮しときます、と言い
(身支度をしてエリスちゃんのもとへ)
―――――――――――――――――――――――――…
続編希望…69/91 終わらせる(+後日談)…14/91
ご協力有難う御座いました。続けますよ!
終わらせるを希望した方。申し訳ありません。もう少し続けますね。
後、一週間ぶりなので夢主の口調ブレブレかも。
370人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
臣民(プロフ) - ハニーさん» まだエリスちゃんの正体が明かされていない時でしたからね……。その設定で大丈夫だと思います! (2019年2月3日 10時) (レス) id: d39d595e1e (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 此処でのエリスちゃんッて普通の子供設定なンですか? (2019年2月2日 16時) (レス) id: ec7085eabe (このIDを非表示/違反報告)
エリザベート(プロフ) - 4番希望で!! (2016年9月1日 12時) (レス) id: 4126f800ee (このIDを非表示/違反報告)
みるの - 4を希望します! (2016年8月31日 1時) (レス) id: ae8c0f0041 (このIDを非表示/違反報告)
夜月☆彩(プロフ) - 1が読みたいです! (2016年8月30日 22時) (レス) id: 89f03b0b28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:臣民 | 作成日時:2016年7月28日 22時