検索窓
今日:4 hit、昨日:40 hit、合計:404,353 hit

第三十六話 気づけば ページ44

「うわぁあ…」


絶賛武装探偵社まで走ってます。

予想以上にエリスちゃんの良い笑顔が見れたので眺めていたら
夜ですよ。ええ。


「うわ煩い!」


着いたと思ったら中から
スゴイ沢山の声が聞こえて思わず言葉が出る。

そしてゆっくり開けると…


「あれ?」


本に引きずり込んだ人が居た。
乱歩さんに見せようと思って良かった。手元に本がある。


「あの、これ。面白かった?です。御返しますね」
「あ、す、すまないのである!」
「あ、何それ。『人狼遊戯』?」


引きずり込んだ人に渡す前に乱歩さんに取られる。
そして、そのまま眼鏡をかけて読み始めてしまった。


「…そういえば貴方のお名前は?…私はAですよ」
「エ、エドガー・アラン・ポオである」


異国の方がこの国の人は先に名乗る習性がある、
という勘違いを指摘するのもアレなのでもう先に名乗ることにした。

「…つまんない」
「乱歩君と対戦する前の本だから
 試作品みたいなものであって…」


やっぱり事足りるなぁ、と呟く乱歩さん。


「だってこれ、人狼は自分と森で、狂人がマリンさん、
 狩人が月詠さんで、占い師が五月雨さん。その他が村人でしょ?」
「あれ?主人公は白いカードでしたよね?」
「最初の放送。『緑のカードは狩人、黄色は占い、灰色は狂人』。
 でも村人と人狼については書かれてない。その時点で何かがあると分かる。
 つまり黒と白が逆なのを隠していた」
「だから最後にアクアさんが人狼COを…」
「そう。しかも『今夜“は”私“が”貴方を襲撃してあげる』。
 つまり、その台詞からもこの人は
 私が銃撃を知らない間(無意識に)にしてる、と勘違いしてるのが分かる」
「は、はぁ」
「そして恋人が恋人を襲撃するのはカモフラージュだね。
 怪しまれないようにするための。堪えたみたいだけど」


む、難しいなぁ…


「そして、君は“削り”すぎ!重要シーンを削るのは大切だけど
 その分足してカモフラージュしなきゃ!」
「吾輩は彼女のために“早く終わらせよう”として…」
「だっよねー!君がこんな簡単なの書く訳無いもんね!」


どうしよう、私のせいでポオさんの名誉が…
でも巻き込んだのはポオさんだよね?自業自得なのかな?

その後飲食をすすめられたが、早く帰るため断った。


 


(そういえば太宰さんは?)

第三十七話 答え→←第三十五話 異国と言うより組合だった



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (258 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
370人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , エリス , オチまでが未定   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

臣民(プロフ) - ハニーさん» まだエリスちゃんの正体が明かされていない時でしたからね……。その設定で大丈夫だと思います! (2019年2月3日 10時) (レス) id: d39d595e1e (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 此処でのエリスちゃんッて普通の子供設定なンですか? (2019年2月2日 16時) (レス) id: ec7085eabe (このIDを非表示/違反報告)
エリザベート(プロフ) - 4番希望で!! (2016年9月1日 12時) (レス) id: 4126f800ee (このIDを非表示/違反報告)
みるの - 4を希望します! (2016年8月31日 1時) (レス) id: ae8c0f0041 (このIDを非表示/違反報告)
夜月☆彩(プロフ) - 1が読みたいです! (2016年8月30日 22時) (レス) id: 89f03b0b28 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:臣民 | 作成日時:2016年7月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。