検索窓
今日:39 hit、昨日:1 hit、合計:404,348 hit

第三話 すれ違った人 ページ5

朝からエリスちゃんは鴎外さんと買い物。
『行こうか?』って聞いたら

『お母さんに荷物係何て駄目!』

と、怒られて連れて行ってくれなかった。
つまり鴎外さんは荷物係…なんだろうな…

掃除しようと思ったら怖い人達に止められるし…何をしようかと悩んでいると
ふと、いい案が浮かぶ。





そうだ探索しよう。

――――――――――…

「広い…」


思わずため息が出る。

道が果てしなく続く。
真逆、迷子で錯覚してるだけ?



うっそだぁ…

とりあえず次にすれ違った人に地図を要求しよう。
そうしよう。

そんな矢先、人が通る。


「あ、あのスミマセン!お時間よろしいでしょうか?」


やっぱり相手の都合の確認も大事だ。


「ああ…?」


あ、駄目だ。視線が怖い。不良っぽい。

するとその少年はいきなり私を見ながら顎に手を当て、
考える仕草をするとハッと閃いた顔をして、かぶっていた帽子を胸に当て





跪く。


 

 

 

 

…は?ナニコレ。


「お早う御座いますA様」
「は!?」


慣れてない言動にブワリと鳥肌が立つ。


「ちょ、一寸待って!」
「はい」
「様?」
「はい。そうしろと首領が」
「…鴎外さんが?」
「はい」


一向に顔を上げない少年。
そして以外に凄い鴎外さん。
にしても…


「御節介かもしれないけど、
 何で君のように“幼い少年”がいるの?」


ピクリ、と動く体。


「ねぇ、違法じゃないのかな。大丈夫かな?ねぇどう思」
「俺は成人だよ!」
「…ん!?」


いきなり立ち上がったと思えば衝撃のカミングアウト。
突然の動作に反応が遅れた。


「あの、名前を聞いていいかな?」
「あ゛あっ!?……あー、ん゛ん゛っ。


 

 

 

 …中原、中也です。」





(感想、小さい)

第四話 あきらかに中学3年生→←第二話 夜 ※少しグロ要素



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (258 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
370人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , エリス , オチまでが未定   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

臣民(プロフ) - ハニーさん» まだエリスちゃんの正体が明かされていない時でしたからね……。その設定で大丈夫だと思います! (2019年2月3日 10時) (レス) id: d39d595e1e (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 此処でのエリスちゃんッて普通の子供設定なンですか? (2019年2月2日 16時) (レス) id: ec7085eabe (このIDを非表示/違反報告)
エリザベート(プロフ) - 4番希望で!! (2016年9月1日 12時) (レス) id: 4126f800ee (このIDを非表示/違反報告)
みるの - 4を希望します! (2016年8月31日 1時) (レス) id: ae8c0f0041 (このIDを非表示/違反報告)
夜月☆彩(プロフ) - 1が読みたいです! (2016年8月30日 22時) (レス) id: 89f03b0b28 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:臣民 | 作成日時:2016年7月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。