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第九話 千客万来 ページ11

「A君見つかったんだね」
「はやく捜索願消せませんか」
「難しいことだね」
「畜生」


流石に町規模だと時間がかかるか…

エリスちゃんは早めの就寝。
よほど疲れたらしい。

そして綺麗な女性は“樋口一葉”さん、らしい。
よし、樋口さん。覚えた。


「首領」
「紅葉君」


すっご…遊女みたいな人だ。



…ん?


「あ、これで私は失礼しま」
「何を想像したかは知らないが私の守備範囲は十二」
「黙れ。世間話をしにきただけじゃ。Aやい」
「あ、はい」


十二…何だ?
そして名前を知ってることは気に留めない!


「えっと…紅葉さん?」
「尾崎紅葉」
「尾崎さんですね!」
「それだと雄雄しいのう」
「紅葉姐さん」
「採用」


採用された!
せめて日常崩壊する前に言われたかった!

樋口さんは姉さんで、紅葉姐さんは姐さんって感じだなぁ。

すると2人にしか分からなそうな会話をし始めたので部屋を出る。


「あ」


3人衆が目の前に。
その内チャラそうな人が喋った。

3人とも目を合わせながらオドオドしてる。

「どうしたの?」
「えっと、Aさんですよね!」


おい、チャラそうな人しか喋らんぞ。


「これは申し遅れました広津柳浪と申します」
「えっと、こっちが銀で」
「立原道造」
「ジィさん!」

立原くん、銀さん、広津さんね。把握したよ。


「で、何の用?」
「いえ…特に…」
「そっか。おやすみ」
「あ、おやすみなさい…です」


…銀さんって人喋らなかったなぁ。


「むむむ…何とかして銀さんを喋らせたい…」
「どうかしたの…したんですか?」
「おー…?」


目の前には…あ、目に光がない。ヤバイ。


「あ、ああ…誰、かな?」
「僕は芥川龍之介です。
 Aさん…ですね」
「ん、芥川君ね。…君でいい?」
「ご自由に」


 


(やたら人に会うなぁ)

第十話 金髪のアノ子→←第八話 ずぃーへると



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , エリス , オチまでが未定   
作品ジャンル:アニメ
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臣民(プロフ) - ハニーさん» まだエリスちゃんの正体が明かされていない時でしたからね……。その設定で大丈夫だと思います! (2019年2月3日 10時) (レス) id: d39d595e1e (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 此処でのエリスちゃんッて普通の子供設定なンですか? (2019年2月2日 16時) (レス) id: ec7085eabe (このIDを非表示/違反報告)
エリザベート(プロフ) - 4番希望で!! (2016年9月1日 12時) (レス) id: 4126f800ee (このIDを非表示/違反報告)
みるの - 4を希望します! (2016年8月31日 1時) (レス) id: ae8c0f0041 (このIDを非表示/違反報告)
夜月☆彩(プロフ) - 1が読みたいです! (2016年8月30日 22時) (レス) id: 89f03b0b28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:臣民 | 作成日時:2016年7月28日 22時

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