Love T-Rain【Kaz・N 0617BD/2014】 (ページ17)

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17両目ページ17

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「頑張る。早く大人になる」

二宮さんの胸に話かける

「俺も頑張るわ」

って笑う二宮さんだけど

「二宮さん何、頑張るの？」

うん？って思って顔を上げる

二宮さんのキレイな瞳が、降りてる前髪のむこうから私を見てて

そのまま近づいてくる瞳

ちゅって落される小さな小さなキス

それはほんとに微かで

でもその温度は確かで

「これ以上は我慢しなきゃだめでしょ？。」

笑ってるけどその声は低く心に響いて

私の胸はまたきゅんと締め付けられる

「待ってるから、急がなくていいから。

お前、絶対いいオンナになるから。」

二宮さんのちょっと掠れた声が耳元で聞こえる

小さなキスだけでこんなになっちゃてる私なのに？

でも、二宮さんの側でそうありたいと思った。

おずおずと二宮さんの体に腕を回す

「朝、また同じ電車に乗っていいですか？」

「乗ってくれないと困る」

抱きしめる腕に力が入って

２人で抱き合いながら笑った。

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満員電車も二宮さんとなら待ちどおしい

うっとおしい梅雨だって二宮さんとなら雨音も楽しみだろう

明日も、その次も、その次も

2人はまだ始まったばかりだけれど

ずっとずっと一緒にいられるといいな

ずっとずっと続いているといいな

来年もその次も2人でお誕生日を祝えるといいな

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おしまい♡

……続く…かな？

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