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33天国by藤ヶ谷 ページ33

ん??

なんかふわふわして気持ちいい…

辺り一面真っ白だけど誰もいない。


なんか懐かしい匂いがする。

あぁ、おばあちゃんの匂いだ。


俺が2歳の頃おばあちゃん家で遊んだ時のこの匂い。


畳の匂い…落ち着く…



藤「…(あっ、おばあちゃん!!ん??)」


声が出ない…何で?



祖母「太輔?何でここにいるとね?会いたかったよ〜」



ぎゅー




あれ?おばあちゃん、、暖かい。



祖母「大きくなったんだね、、あんな小さかったのに。」



小さかった…?



祖母「でもね、太輔はまだこっちに来ちゃ行けないんだよ?」



藤「(どうして…なんで??行きたい!俺も)」



声が出ない…だけど無我夢中で、行きたいことを体全体であがいて表現した。



祖母「この三途の川を渡れるかい?…渡れるならばおいで。」



三途の川…?それは何だったっけ??



藤「(渡るよ、渡る!…待っててね!)」


足が全く動かない…どころか三途の川に足を踏み込もうとすると踏み込めなくて、、足が止まっている。



藤「(な、なんで?)」



悲しくてなのか分からないが涙が滴り落ちる。


祖母「太輔…?まだそっちの世界でやり残したことあるんじゃないのか?まだ私と会うのは早い。そう神様のお告げだと思うよ。…早く行っておいで。」









――――――――――――――――――――――


真っ白い部屋にいる…


ここはどこ?



祖母から言われた言葉が意味がわからず…


でも何だろう。



急がなきゃいけない気がして…




真っ直ぐ走っていこう。




光が見えてきた。




眩しい!






眩しくて眩しくて…

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kinako(プロフ) - あいさん、うーん。まあそうなりましたね(笑)なんだか忙しくて更新もなかなかできないんですけど見てくださっていて嬉しいです。 (2015年11月1日 21時) (レス) id: c3b4941417 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 太輔が受けかと思ったんですけど横尾方なんですね… (2015年11月1日 21時) (レス) id: 3af4f13be7 (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - TeddyBear さんありがとうございます。ほんと小説書くの下手なんですけどこれからも更新頑張ります! (2015年7月19日 20時) (レス) id: c3b4941417 (このIDを非表示/違反報告)
TeddyBear - 引き込まれちゃいました(*´`*)~♪続き楽しみにしてます(*^_^*) (2015年7月19日 19時) (レス) id: 5cd71a055a (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - 玲愛さんありがとうございます。がんばります! (2015年5月24日 15時) (レス) id: c3b4941417 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kinako | 作成日時:2015年3月6日 22時

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