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11俺と太輔となぜだか北山by.横尾 ページ11

藤「た、だいま(照)」
横「おかえり♪お風呂?ご飯?それとも…」
藤「やめろ……ぷっ。」
横「1度してみたかったんだ…太輔!」

ぎゅー
まるで夫婦みたいだ。

俺の家に太輔が帰ってくるなんて。
もう…太輔と暮らし始めて一週間たってるのに、いつまでもドキドキしてしまうよ。

藤「今日も一緒に寝ようね?」

横「うん。今日はハンバーグだよ♪」

そういって俺は、台所へと走る。

藤「お腹すいちゃった〜」

横「ちょっと待ってね〜あとはソースを、ん?」

後ろからふわっといい匂いとともに、筋肉質な腕が伸びてくる。

俺を包み込むように抱きしめる…

横「た、たいしゅけ……や、やめて。」

藤「ふふ(照)その噛んでしまう声聞きたくてしちゃった」

いたずらな声が耳元で聞こえて、くすぐったい。

横「いじわる…」

ちゅ…

不意打ちのキス。

横「たいしゅけ…」

身体が火照ってくると、言葉までなんだか噛みかみ。

太輔はくすっとはにかみ、お姫様抱っこをした。

そしてベッドにどさーっ…

横「は、ハンバーグ食べる!」

そうそう、ハンバーグが冷めちゃう。
ほんとは、途中でやめたくなかったけれど…

逃げ出そうとした俺を太輔が抑えてまた布団にどさっと倒れる…

藤「…じゃご飯のあとのご褒美な。」

そう言ってばっと立って「お腹すいた〜」だってさ。

もう…ほんと太輔ってば。

その時だった。ピーンポーン…

藤「ん?誰かな?俺出るねー」

横「うん、でて〜」

ガチャ…

藤「わわっ!…どした?(笑)」

1分たっても帰ってこない太輔…

横「…誰?」

ぱっと玄関のとこに行ってみると、親しげに話す太輔と…え?北山?

俺に気づいた太輔が、「あっ、なんかね北山がさ〜」

って言いながらなぜか北山を家に上がらせてるし。

ちょっと…太輔さん?

北「ごめんね?横尾さん、あの何日間か泊まってもいいかな?」

横「あ〜とりあえず中に入りなよ。」

中に入れて話を聞くと…

北山は実家から通ってるけど、その実家が引っ越しするらしくて、それまでの期間だけ泊まらせてくれとゆうお願いだった。

北「だめかな??」

横「いや、全然いいよ!今日ハンバーグだから北山のも作るねー座ってて。」

北「ありがとう!」

北山の太輔好き宣言をされてからというもの、北山にビクビクしていた俺。

まさかこんなことになるなんて…
太輔…こっち来てくれないかなって思いながら、またハンバーグをこねていく、虚しい気持ちとともに。

つづく

12甘えん坊の太輔さん。by.横尾→←10太輔だけは渡さない。by.横尾



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kinako(プロフ) - あいさん、うーん。まあそうなりましたね(笑)なんだか忙しくて更新もなかなかできないんですけど見てくださっていて嬉しいです。 (2015年11月1日 21時) (レス) id: c3b4941417 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 太輔が受けかと思ったんですけど横尾方なんですね… (2015年11月1日 21時) (レス) id: 3af4f13be7 (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - TeddyBear さんありがとうございます。ほんと小説書くの下手なんですけどこれからも更新頑張ります! (2015年7月19日 20時) (レス) id: c3b4941417 (このIDを非表示/違反報告)
TeddyBear - 引き込まれちゃいました(*´`*)~♪続き楽しみにしてます(*^_^*) (2015年7月19日 19時) (レス) id: 5cd71a055a (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - 玲愛さんありがとうございます。がんばります! (2015年5月24日 15時) (レス) id: c3b4941417 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kinako | 作成日時:2015年3月6日 22時

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