社畜、生まれ変わります【ツイステ】

俺はだって怒ります5 ページ45

『っ……あ、ずーる……ふろいど、じぇいど……』

「「「A……」」」


三人とも泣いたのか目の下が赤く腫れていた


「……ほら、行ってこい。お前らならきっとやり直せるよ」

『トレイさん……はい、俺頑張ります』


トレイさんにそう背中を押されて、俺はゆっくりとアズール達へと近づく

よし……俺なら行ける……と心の中で自分を励まし、大きく息を吸う


『「「ごめん!!」」』

「「『え？』」」


アズール立ちに謝られたことに俺は驚き顔を上げる

それは向こうも同じなのか向こうも驚いた表情をしている


「な、なんでAが謝ってんの？お、俺がちょっかいかけすぎたから怒ってるんじゃ……」

「いえ、フロイドのせいではありませんよ。きっと僕です。僕がAに甘えすぎていたから……」

「いえ、きっと僕です……僕がAなら大丈夫だと決めつけAにばかり頼っていたから……」


三人はそれぞれ自分に非があると思っており泣きそうな顔でそれぞれが自分の罪を認めて俺に謝ってくる


『……俺も悪かった。少し嫌な事が重なってついあんな態度とっちゃったんだ……だから、その、俺を許してくれるか……？』

「「「っあったりまえじゃん／ですよ!!!!」」」


俺が震えながらそう言うと三人はそう大きな声で言って俺を抱きしめてくれた

三人はそれぞれ嫌われたかと思ったー!!や少しAシフトを改善してみます……など言っている


『……お前ら大好き……(心配してた俺がなんかバカみたいだ……)』

「「「僕もです／おれも!!!!」」」

「……(良かった……俺みたいにならなくて)」


その日以来からラウンジのシフトが少し少なくなり、フロイドの気分の浮き沈みも前よりかはマシになった

トレイさんには後日お礼の品を持って所属寮のハーツラビュルへと出向いた

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