社畜、生まれ変わります【ツイステ】

目覚めたら海の中 ページ2

「……きて、お、きて……起きてってば!!」

『っ……ん？おれ、なに……して……』

ズキズキと痛む頭を抑えながらムクリと起き上がる

目の前には人魚の姿をした綺麗なブロンドの髪をもった女の子が笑って俺を見ていた

「おはよぉー!!君が起きるのが一番遅かったんだ((ザクッ

「ひっ?!う、うわぁぁ!!」

「し、死んで……い、いやぁ!!死にたくない!!」

『……(うわ何背中刺されてんじゃん……モリ……人間がいるのか……)』


笑顔で俺に笑いかけていた女の子は人間のモリに刺されてしまい絶命してしまった

その子は数秒すると海面へと連れ去られて言ってしまった

その様子を見ていた他の人魚達も悲鳴を上げながらもこの場から逃げようと試みるがそれも虚しく次々と殺されていく人魚


『……(とりあえずほとぼりが冷めるまで岩陰に隠れてよう……)』


俺は小さな岩陰に隠れてじっと人の気配が消えるのを待った

数分たった後だろうか、ダイバーが当たりを散策した後船に乗ってどこかへ消えてしまった

俺はそれを確認し岩陰から出ていくあたりは仲間……だったであろう人たちの血が漂っていた


『……(サメが来そうだな。一旦ここから離れよう)』


俺は当たりを見回したあと少し離れたサンゴ礁に腰を下ろした


『……ふぅ……そしてここはどこなんだ？』←


俺は確か上司のこと殺す計画立てながら帰ってたらトラックにぶつかられて……それでなんやかんやあって死んだんじゃ……←

俺がぼーっと海の中から空を見ていると「あら、生き残ったのは貴方だけ？」と声をかけられた


『……だれだよおまえ。』

「そんなに警戒しないで。んーと……ま、遺伝子的には貴方の母親よ」

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