初めての万事屋 3 ページ12
『……(乱の髪を綺麗にするのに椿油と…シャンプーとかがあればいいんだが…)』
加州がネイルのやつが売ってるところに夢中になっている中一つの長いヒールのようなブーツが目に入る。
加州が履いてるのと同じ感じだな……買ってやりたいけどいらないかもしれないから一応聞くか
『加州が履いてる靴をさ新しいこの靴を加州にあげたいんだけど、貰ってくれるか?』
加「え、いいの?」
驚く加州に『俺が貰って欲しいんだ』と言うと嬉しそうに笑う加州。
やっぱり加州可愛い……俺がしっかりしてないと誘拐されるなやっぱり……
乱「A〜!!これ買って!!可愛いでしょこの髪飾り!!」
『うん?可愛いな。白いリボンか?きっと乱に似合うな』
嬉しそうに白色のリボンを持ってくる乱の頭を撫でてそう言う。
食器の類も買ったし、そろそろ本丸に帰ろうかと思い加州と乱からそれぞれ欲しいものを貰い会計を済ませる。
『加州はネイルなんだな。良ければ濡れたら俺に見せてくれ。きっと綺麗だろうしな』
加「うん、絶対見せるから。可愛いって言ってねA」
ニヤリと笑いそう言う加州に『分かった』と笑うと加州は得意げにふふんと鼻を鳴らしていた。
『3時のおやつはドーナツにしよう。色んな味を作ってみんなで食べような』
加「どーなつ?食べた事ないな……」
乱「美味しいの?」
『もちろん。丸い形で真ん中に穴が空いてるんだ。サクッとしていて甘くて美味しいぞ』
どうやら二人はドーナツをしらないようで首を傾げるが俺が説明すると目を輝かせながら早く食べたいと言った。
俺はそんな二人の様子が微笑ましくて思わず笑ってしまう。
次はどんなお菓子の話をしてあげようかな……
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ゆきくん(プロフ) - お知らせ、了解しました!今までありがとうございました!またいつかお会い出来ることを夢に! (2021年7月25日 0時) (レス) id: baaa85792d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきくん(プロフ) - コメント失礼します!とても面白い作品ですね!!!体調には気おつけて下さい!更新お待ちしております!!!!いつも面白く拝見させて頂いています! (2021年7月14日 22時) (レス) id: baaa85792d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろくま | 作成日時:2021年7月11日 17時