純粋な狂気【イナズマイレブン】 (ページ7)

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豪炎寺の席は私の隣の席になった。もしかしたら私にツキが回ってきているのかもしれない

「よ、よろしくね！」

「ああ…」

笑顔で挨拶したが、真顔で二文字返事で返されてしまった。

解せぬ…

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・

授業が終わって休み時間になると、円堂が真っ先に豪炎寺の席に走ってきた。もちろん秋ちゃんも一緒。

私の予想通り、勧誘する気満々なのがバシバシと伝わってくる。

「昨日ちゃんと自己紹介してなかったからさ！俺、円堂守！サッカー部のキャプテンなんだ。ポジションはキーパー！」

円堂は相変わらずのコミュ力だ。私は初対面の人に色々と話しかけるのにはちょっとためらいがあるから少し羨ましい。

「お前も入らないか？！木戸川清修ってさっかーの名門だもんな！どうりであのキック凄いはずだぜ！」

と、円堂が昨日のことを思い出しながら楽しそうに語っていた。思わず私も笑みがこぼれてしまう。

だけど……

「サッカーは…もう辞めたんだ」