４４話 ユウside ページ45
ｱｽﾞｰﾙ「ところで、カリムさんはどこにいらっしゃいますか？魔法の絨毯をお届けにあがったのですが…………。
あぁ、Aさんでも構いませんよ。カリムさんのフィアンセなのだから、絨毯を預けても問題ないでしょう？」
ｼﾞｬﾐﾙ「えっ、あ、ああ。だが届け物なら俺が預かろう」
アズール先輩の問いかけに動揺しながら絨毯を預かろうとするジャミル先輩。
………なんか、挙動不審過ぎないか？
ｱｼｪﾙ「結構だ。この魔法の絨毯は国宝級の逸品。
……普通に考えて、従者に預けられるわけがないだろう？」
ｱｽﾞｰﾙ「それに、後々傷などが発見されて「オクタヴィネルの奴らのせいだ」などとクレームをつけられては困りますから。直接カリムさんにお渡しして、しっかりと検品して頂きたい」
頑なに魔法の絨毯をジャミル先輩に預けないようにするアシェルとアズール先輩。
ちょっと強引すぎやしないかい…？
特にアシェル。敵意剥き出しじゃん。
ｼﾞｬﾐﾙ「カリムはそんなことは気にしないはずだ。だから俺が預かって…」
ｱｽﾞｰﾙ「ご安心ください。落とし物の20%にあたる報労金を要求したりもしませんから」
ｱｼｪﾙ「…って………そんなことする人なのか、この先輩」
「……あー、…………まぁ、ね」
アズール先輩の話を聞いたアシェルがコソッと俺にたずねてきた。
この場合、本当のことを言ったほうがいいんだろうけどけど…今は協力関係だから亀裂を入れるわけにはいかないため、少し言葉を濁して返答した。
…なんだろう、やっぱナイトレイブンカレッジって問題児が多いのかな。アシェルの反応を見る限りでは…、ロイヤルソードアカデミーの生徒は比較的まともなんだろうね。
ｱｼｪﾙ「…アズールさんは敵には回したくない」
「アハハ…………そうね…」
ムッとした口調でそう言ったアシェル。
後ろに控えてるウツボ…、シーフードピザ持ってるけどタチ悪いから気を付けて……
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Luke(プロフ) - おうどんさん» お待たせして申し訳ございませんでした！！！できる限り更新していこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2022年1月18日 10時) (
レス) id: 4d891785b3 (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - 更新待ってました！！いつも見てます！これからもがんばってください！！ (2022年1月17日 22時) (レス) id: 564d3ed6e9 (このIDを非表示/違反報告)
Luke(プロフ) - 潤華さん» コメントありがとうございます！とても励みになります泣 (2021年7月5日 16時) (レス) id: 4d891785b3 (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とても面白いです！更新頑張ってくださいね(^^) (2021年7月5日 16時) (レス) id: 4407528001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luke | 作成日時：2021年2月18日 14時
