３話 ページ4
___翌朝
身支度を終え、朝食を取りに食堂へ向かいました。
「あ、おはようございます！アレンデール先輩！」
「はよッス！！」
『おはよう。今日も元気だね』
「はよ〜アレンデール。
なぁ、今日クル先の授業って小テストあったっけ？」
『……あっ』
「あるけど勉強してないやつだな。りょーかい」
転校して約４ヶ月。
廊下を歩くと誰かしら話かけてくるようになりました。
寮生とのコミュニケーションが取れるので私はいいのですが…
カリムはちょっとヤキモチを妬いていたみたいで。
でも私としてはとても嬉し……ゴホンッ←
そうこうしているうちに食堂に着きました。
ｼﾞｬﾐﾙ「おはようございますA様。すまない、今日呼びに行けなくて。カリムの準備に手間取った」
『律儀に毎日来なくとも大丈夫よ。あなたはカリムの従者なんだから、カリムをよろしくね』
ｼﾞｬﾐﾙ「……あぁ。でも食事はなるべく俺の手料理で我慢してくれ。毒でも盛られたら大変だからな」
『ふふっ……。じゃあお言葉に甘えさせてもらうわ。
すごく今更だけどね』
ｼﾞｬﾐﾙ「そうだな」
こんな会話をしている間にもうテーブルには食事が並んでいました。来たときは何もなかったのに。本当に有能な従者よねぇ、ジャミルは。
『あ、そうだわ。
ジャミルに知っててもらいたいことがあるんだけど』
ｼﾞｬﾐﾙ「？ あぁ……ホリデーのことか？」
『そう。連絡あった？』
ｼﾞｬﾐﾙ「あぁ。深夜に電話が来てな。
まぁそのせいでカリムが寝坊したんだが」
ということはアジーム家当主様が直々にカリムに連絡を…。
しかも夜中に……。そこは配慮してあげましょうよ当主様。
『まぁ……
それで、ホリデー初日にアシェルがここに来るから』
ｼﾞｬﾐﾙ「……は？」
『アシェルも帰国するなと父上に命令されて学校に残るそうだけど……一緒にいたいんだって』
ｶﾘﾑ「お！アシェルが来るのか〜！」
『あら。完全に起きたみたいね』
ｶﾘﾑ「おう！おはようA」
『おはよう』
ずっと机に突っ伏して寝ていたカリムがアシェルの名を聞いた途端に起きちゃいました。
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Luke(プロフ) - おうどんさん» お待たせして申し訳ございませんでした！！！できる限り更新していこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2022年1月18日 10時) (
レス) id: 4d891785b3 (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - 更新待ってました！！いつも見てます！これからもがんばってください！！ (2022年1月17日 22時) (レス) id: 564d3ed6e9 (このIDを非表示/違反報告)
Luke(プロフ) - 潤華さん» コメントありがとうございます！とても励みになります泣 (2021年7月5日 16時) (レス) id: 4d891785b3 (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とても面白いです！更新頑張ってくださいね(^^) (2021年7月5日 16時) (レス) id: 4407528001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luke | 作成日時：2021年2月18日 14時
