１５話 ページ16
「だれ……？」
「うわぁ見た目で分かる。絶対お偉いさんだよあれ」
「キラキラしてる…」
前に立ったアシェルは緊張しておらず、堂々とした姿勢で皆を見ていました。
ｶﾘﾑ「彼はアシェル･アレンデール。Aのひとつ下の弟だ。仲良くしてやってくれ」
ｱｼｪﾙ「ご紹介に預かりました、アレンデール王国第一王子 アシェル･アレンデールと申します。やむを得ない事情があり、ホリデー期間だけこのナイトレイブンカレッジのスカラビア寮に滞在します。皆さん、よろしくお願いします」
うん、完璧な自己紹介ね。さすが私の弟！
「お、弟！？」
「……イケメン」
「そりゃA先輩の弟だしな」
「やむを得ない事情…？」
『うん。ちょっとね』
やっぱり、疑問に思いますよね。でも我が国と熱砂の国の問題になるので極秘です。
まぁ、私がＲＳＡに行ければ良かったのですが……信用している人以外とは金輪際お会いしたくないので絶対無理ですね。
ｱｼｪﾙ「敵対してる学園の者ですが、僕はお姉ちゃ……姉上が信用したスカラビアの皆さんと仲良くなりたいです。ホリデー期間中はただのアシェルで、接してくれると嬉しい……です」
『訳すると、ホリデーが終わっても友達でいたいんだって』
ｱｼｪﾙ「ちょっ、お姉ちゃんっ！！」
『ふふっ♪』
ｱｼｪﾙ「このっ！逃げないでください！リーフ！！」
『あらあら〜。ファイア』
図星だったのかアシェルが顔を赤くしてリーフを撃ってきましたが、ファイアで相殺し、攻撃を防ぎました。
「えげつな……」
「姉弟喧嘩とか……国滅びそう」
なんて寮生たちが呟いていたのを聞き流し、次々とリーフの攻撃をファイアで相殺しました。
すると、カリムが私とアシェルの間に入って、
ｶﾘﾑ「はいはい、ふたりともそこまでな〜？
これから宴だ！じゃれあいは一旦ストップ！」
『「えー…」』
ｶﾘﾑ「えーじゃない」
と、止めました。
ｼﾞｬﾐﾙ「全くもってじゃれあいには見えないが…」
視界の端でため息をついたジャミルが見えました。
ｶﾘﾑ「さあ！宴の始まりだ！！」
「「「おおぉぉおー！！！」」」
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Luke(プロフ) - おうどんさん» お待たせして申し訳ございませんでした！！！できる限り更新していこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2022年1月18日 10時) (
レス) id: 4d891785b3 (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - 更新待ってました！！いつも見てます！これからもがんばってください！！ (2022年1月17日 22時) (レス) id: 564d3ed6e9 (このIDを非表示/違反報告)
Luke(プロフ) - 潤華さん» コメントありがとうございます！とても励みになります泣 (2021年7月5日 16時) (レス) id: 4d891785b3 (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - とても面白いです！更新頑張ってくださいね(^^) (2021年7月5日 16時) (レス) id: 4407528001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luke | 作成日時：2021年2月18日 14時
